アミノ酸シャンプーは危険?合わない?バーデンスシャンプーの実態
2018年09月07日
2018年の記事ですが
たくさんの方に読まれている記事なので追記させていただきます。
以下の内容は現在とは違うかもしれないので封印。
バーデンスシャンプーをご存知でしょうか?
お酢系シャンプーとかそんなネーミングで流行っているようだ。
ここは以前から知っていて当時はメーカーの方も力説していたし、サンプルを頂いていたので使ったのだが
はっきり言って全く好みの質感でもなくおばちゃんの化粧品みたいな香りもダメだし、石鹸系とそっくりな頭皮べたつき、毛先パサパサと
笑えない仕上がりだった。お客様からの質問があったのでネタにしてみよう。
ひとつ言えることはこれだけのシャンプーがある中、メーカー側も大変です。
私も製品作りをして分かったことは認知されることってとても難しいことで
思い切った舵取りをしなければ市場で目にすることもないのだ。
私はメーカーではなく本業は美容師であるし
価値を感じていただけるお客様に販売しているだけなのだが
メーカーとなるとそうもいかないだろう。
主に販売経路は美容室であり、ネット通販も行っていないため
美容師を虜にしてしまい、発信をさせる手法だ。
そのため売り込みの際に過度な発言が目に付いたということ。
これは営業でよくある話。
これってね美容師側の知識にも問題があって
もう少しケミカルな知識を付けていけば信者にはならないのです。
ある特定のモノしか置いてない美容室はとても危険です。
メーカーってたくさんあってそれぞれメリット、デメリットが存在する。
バーデンスを一つの手段として捉えるならいいことですが
特約店みたくそれしかやってませんってなると思考が偏ってくるんですよ。
- バーデンスシャンプーは怪しい?
- バーデンスシャンプー合わない?かゆい?
- バーデンスシャンプーの効果は?
バーデンスシャンプーは怪しいのか?
メーカーはごく普通の化粧品メーカーですし健全です。
あくまでも個人の主観ですが辛口で書かせてもらう。
何故ならこのメーカーは私が推奨しているアミノ酸系シャンプーを
ダメだししているからである!
そうじゃなければもうちょっとマイルドに書いただろうけどw
なんせオリジナルシャンプーのディフィーもアミノ酸系が主体だからである。
ラウロイルグルタミン酸Naの細胞生存率が
ラウレス硫酸Naよりも悪い!?
というデータを公表したそうです。
おそらく営業を受ける美容師側の問題も関係するのか?
美容師が全ての情報を鵜呑みにしているのが原因で
バーデンスシャンプーでリサーチしてみると・・
特にシャンプー剤の容器の裏面をみて『ココイルグルタミン酸Na』
と表記があるものはかゆみの原因にもなりやすい
<硫酸系シャンプーのデメリット>
・フェイスラインの毛が薄くなる
・シミが発生する
・シワ、たるみが出る
・乾燥しかゆみを感じる
・肌が荒れ、ブツブツや赤みが出る
市販で売られているシャンプーって、実はこんなに怖いんです
しかしバーデンスには硫酸は入っていません!
何で作られているかと言うと…
“お酢”です!
とびっくりした方もいるかもしれませんが、
低刺激のお酢系洗浄剤では、毛髪、肌の細胞を傷つけないので、とっても優秀なんです
バーデンスのシャンプーは世の中シャンプーで一番安全性が高い!といっても過言ではありません。
肌に対する刺激が圧倒的に少ない!
ベビーシャンプーよりも少ない!
皮膚科医が処方する皮膚科の石鹸系シャンプーよりも少ない!
ココイルグルタミン酸塩、アシルメチルアラニンNaなど
ココイルグルタミン。。
人体を構成するアミノ酸をベースに作られていて良いシャンプーとされています。
しかしその分頭皮に吸着しやすく、かゆくなることがあります。
「トリートメントはいりません。。。。」とうたっているリンスインシャンプー系は
大量にアミノ酸が入っている可能性があり、
肌の弱い方は注意が必要です。良く見てください。
低刺激で特許を取得した〝お酢 系洗浄剤ラウレス -3酢酸アミ ノ酸〈特 許 第5057337号〉
これしかありません!
※ラウレス-3酢酸Na(ナトリウム)。。。
これはバーデンス社の特許の切れた成分、
その他の酢酸は酢酸Naとアミノ酸系をミックスされた界面活性剤と考えられます、
低刺激では特許は取れていません。
頭皮につけられるトリートメントはバーデンスしかありません。
カチオン界面活性剤の皮膚への刺激を緩和し、
さらにセラミドポリマーとレシチンポリマーを配合することで
髪に潤いとバリア機能をもたらします。顔、身体全身を保湿してくれます!
頭皮を保湿する事により、余計な油が出てくるのを抑え、
臭いの原因の酸化を防ぐことが出来ます。
ざっくりとバーデンス販売している美容師さんが書いている内容です。
これを見てあなたはどう感じますか?
使ってみたいと思った方も多いかもしれない。
よく分からないけど頭皮に良さそうだから使ってみたい。
気持ちも良く分かりますが
深堀していきますね。
まず、でしかありません!1番というようなフレーズは
私は絶対にしません。
この断定をする行為こそが視野を狭めるという結果に繋がるからです。
1番って頂上ですよ!?そうするとそれ以上のものはないということ。
私の場合・・その都度ベストだと思うモノをを取り揃えて
お客様に販売や薬剤を使っていますが
毛髪化学って日々研究されていて
例えばケラチンというたんぱく質一つ取ってみても
どんどん改良されているんです。
つまりもっといいものが世の中にある。
知らないだけだといつも思っている。
というのも私も含めてあなたが見ている情報
それが誰かの主観だからです。
データも捏造できる。
目に触れる情報はこの記事も含めて
誰かが発信してるわけですよ。
私はビジネスとしてやっていますが
真実の情報をお届けしたいということも
目的に一つでやっています。
そもそもな話、本当にこだわった製品って
世の中に出回らないんです。
少量しか取れない希少な野菜は
農家周りで消費されていたり
本当にいいものは高額な値で海外に売られていたり
本当にいいモノづくりをしている人って
職人なんですよ。
要は発信なんてしないのです。
いいもの作れば売れると思うから。
実際が違います。発信して価値を伝えてモノって売れます。
今売れているものってブランディング
マーケティングがうまいのです。
そこには色んな心理学とかも絡めて
今使っている私たちの製品は手元にある。
いいものはどこか知らないところに眠っている。
私はそう感じています。
最初は毛髪内部に入れることすらできなかった。
分子量を小さくする
↓
毛髪へ浸透するようになる
↓
シャンプーすると流出してしまう
↓
シリル化ケラチン
シリル化とは熱で大きくなって架橋する。
こんな風にどんどん進化して良くなっているのです。
代表的なケラチンで表現しましたが
レブリン酸とかもそうです。
レブリン酸って昔は酸リンスといって
アルカリに傾いた髪を中和するクエン酸みたいな使い方でした。
それや今は酸熱トリートメントの主力成分であって
髪質改善トリートメントに欠かせない成分となっている。
時代とともに価値観も変わり
常に進化がある。
絶対!1番!これしかない!
このような表現は進化を止め
時代の変化についていけず
それは退化となる。
つまり、ニュートラル
常にこれは本当に正しいのか?
右も左も上も下も見たうえで
柔軟性が最も大切ということ。
だから今後ももっとすごい成分
シャンプーが出てくるでしょう。
常にアンテナを張っていたい。
まず酢の洗浄成分なんてないからね。
シャンプーの肝は界面活性剤でそのメインとなるのが
バーデンスの場合
ラウレス-3酢酸Naアミノ酸と書いてあるが
これを調べてみても出てこないため
更にググっていると・・
ラウレス-3酢酸Naリシンというものらしい。
それについても出てこずでこの時点でなんかしっくりこず。
これの正解はおそらくラウレス-3酢酸Na
全成分の主剤がこれだからそこにタウリン系のアミノ酸界面活性剤が入っている。
怪しいかどうかと言われれば
ネットワーク系でもないわけですし
怪しくありません。
ただ物事を一方方向でしか見れない
ある意味純粋な方たちが発信しているので
これしか選択肢がない!
脅しのようなやり方は私は好きではありません
バーデンスシャンプー合わない?かゆい?
バーデンスシャンプーが肌に合わない?
そう感じている方もおられるかもしれません。
では何が原因でそうなってるのか?
詳しく見ていきましょう。
ラウレス-3酢酸Naであるならば
酸性石けんと呼ばれ、石けんに似た洗浄性を持つ。
石けんと違い、酸性でも機能を失わない。
刺激性が低く、さっぱりした洗い上がり。
だから酸性石鹸メインのアミノ酸処方のシャンプーということ。
これでなんだか腑に落ちた。
というのも自分の頭で洗ったときの感覚が石鹸の洗い心地に酷似していたからだ。
石鹸というジャンルで区別すると
石鹸はアルカリ性に振らなければ洗浄力が弱まるので
石鹸シャンプー愛用中の方には
低刺激になりいいと思います。
しかし、石鹸シャンプー特有の現象として
脂肪酸の問題があります。
これは私の推測でしかないし体感上ということですが
地肌付近ほど皮脂があるため油性成分で覆われています。
そこに石鹸の脂肪酸とが結合して
シャンプーしてもべたべたしたり、脂肪酸臭を
硫酸系よりも感じてしまう印象です。
ちなみにアミノ酸系も脂肪酸臭は強めです。
これを回避するには強めの香料マスキングになります。
私は人工香料が苦手なので
defiは天然アロマ系のため
脂肪酸臭のマスキング効果は弱め。
この点はしっかりマッサージして
よく濯ぐことである程度解消します。
皮膚には洗浄成分的にも優しいですが
問題は仕上がりです。
美容師として一つのヘアスタイルを作る上で
ピュアな地肌、髪を作ることは必須であり
ベースがあるからこそカットやパーマが活きてくる。
根元べたべたで毛先がガシガシしてしまうと
まとまらない髪となってしまうため論外です。
頭皮につけれるトリートメントとありますが
それについても・・
内容と中身が伴っていないのです。
カチオン界面活性剤の刺激を緩和とあるが
ベヘントリモニウムクロリドやシリコーンなども
入っていますし、決して頭皮にやさしくはありません。
敏感肌に本当に使える処方を組むのなら
四級カチオンは使いません。
アメリカの界面活性剤専門の学術誌で
発表されたらしい。
これを見て・・最初マジかよ!ってぶっちゃげ思いましたw
これが本当であれば今までの脳をリカバリしないと
ならないくらい衝撃なことだから。
でもここの製品の仕上がりを見ていて疑問に思ってはいたので
餅は餅屋ということで今回処方担当の信頼のおける化学者に聞いてみた。
まず学術誌のことでコメントいただいた。
90カ国で4300人に読まれる・・・えらく小さいですね。
4300人?小さいです。
日本に於ける化粧品のジャーナルにフレグランスジャーナルって のがあります
。もし、アメリカで紹介のあるデータ通りなら、
日本の学術誌で取り上げられます。なんせ、日本は
化粧品の 学術では世界1位ですからね。
データの取り方には色々ありますし、
どう実験するかで、 贔屓しやすいデータ出しも可能です
。 でも、タウリンナトリウム系が髪に残りにくいってのは、
正しいデータ ですね。
フレグランスジャーナルは私も持っていまして
、完全に化粧品処方者向けの雑誌で
美容師が読んだところで
2割程度しか理解していないような化学雑誌です。
日本の学術が世界で1番だなんてこのとき初めて知った。
日本製は素晴らしい!その日本で発表できていないのは何故なんだ!?
バーデンスシャンプーかゆい?肌に合わない本当の理由
化粧品処方者の方に
今回の成分について詳しく伺ってきました。
ちなみにですけれど化粧品処方者って
皆さんはご存じないかと思いますが
メーカーってあるでしょう。
資生堂さん、花王さん、ミルボンさんとか
ここはメーカーであってメーカーは化粧品処方者に
こんな製品を作ってほしいという開発依頼をするんです。
つまり実際に成分調合して製品作ってる人が
化粧品処方者です。
化学者なので私たちが認識していることが
全部右か左に傾いていることを痛感させてくれる人です。
我々が見ているのはメーカーの言い分であって
化学者が思っていることはもっと深い部分です。
天然や合成とかで判断している時点で
それは既にニュートラルではなくなっている。
では続き
確かに、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸ナトリウム
が一番刺激が強いデータになっていますね。
これには、少々マジックがあります
まず、刺激の強いとされるラウレス硫酸ナトリウムよりも
ラウロイルグルタミン酸
ナトリウムが刺激が強くなる事は、
通常ありません。
では、なぜ、このような結果になったのか!
原料として、ラウレス硫酸ナトリウムも
ラウレス酢酸リシンも酸性を示す水溶液
です。しかし、ラウロイルグルタミン酸ナトリウムは
アルカリを示します。
そのまま放り込むと、こういった培養細胞系では
、培養液のpHが変化して、
この結果のようになります。
成分をそのまま肌細胞にやった場合のデータだから
、このデータは正しいのだ!
というでしょうね。でも、サメが琵琶湖に放り込まれたら
死ぬように、環境を
変えられる(pHがかわる)のと活性剤の刺激を
同じくるのはどうかなぁ?
実際、シャンプーに処方される場合、
弱酸性に処方されますしね。
因みに、シャンプーの開発に於いて、
1日に2〜3回頭を洗ったりします。
ラウレス硫酸系では、3日くらいで頭皮が痛くなります
。まぁ、毎日、3回以上
洗うときついですね。ラウレス酢酸系は、
2週間〜3週間は大丈夫です。
実施、マイルド系と思います。しかし、やはり、
頭皮の肌バリアを最も奪わないのは
アミノ酸系と体感しています。1ヶ月でも大丈夫でした。
まぁ、人によって差がある話をしていますが、
「何かの成分が悪い」と謳って
売ってるところは、底がしれています。
「この成分がいい」と謳っているところは
ちゃんと成分に向き合っている会社が多いですね。
ああ、あと、酢酸系は、泡立ちはラウレス硫酸系ほどよくないが、
アミノ酸系より
は良い。でも仕上がりはイマイチってのは
わたしのイメージです。ですから
弊社ではおすすめしない・・・
特にサロン向けではないと思う洗浄剤ですね。
(アミノ酸系よりもやすくで、実際、
刺激も少ないのでいいのですけどね。
リッチ感が足りないかなぁ)
その化学的な見解よりも毎日3回以上テストする姿勢が素晴らしい!
論より証拠だね。
お酢系はラウレス硫酸Naよりもマイルドではあるが
アミノ酸系ほどではない。
アミノ酸系も種類が多く、
物によっては大差ないものもあるかも!?
最後のリッチ感ってのはしっとりだとか滑らかに仕上がるといったこと。
私が感じていたことをそのまま専門的に解説していただいた感じ。
心置きなくアミノ酸系をオススメできるな~w
以前から発信しているようにオーガニックがどうだとか。
合成洗剤は悪いだとか脅してくるようなメーカーは買うべきではない!
自社製品を手段を選ばずに売りたいだけなのだ!
残念なことにここの信者の美容師さんが多いみたいで
新規のお客様で髪質に悩んで来られるというケースも結構あるんですよ・・。
シャンプーをすればするほど綺麗になるから
8回もされたとか・・
メーカーにとって都合の良いものに変えられるのも化学。まさに化け学!
良い美容室選びをのひとつの参考にしていただきたいのが
どっかのメーカーの宣伝等みたいなところは避けるべきだ。
メーカー特約店だとかそれオンリーの製品で施術しているところだとか・・
木を見て森を見ず。
そんなわけでsurではメーカーなんてどこでも構わない。
いいと思えばその製品を取り入れるけどそこのメーカーの
全てを取り入れる気にはならない。
つまみ食いするのが好きなんですw
バーデンスシャンプーの効果は?
バーデンスシャンプーのメリット!
肌への優しさ。ここは洗浄剤もマイルドですし
いいと思います。
トリートメントに限っては地肌につけずに
髪につけるようにすれば問題ありません。
ということで肌に優しいシャンプーを探していて
乾燥がひどい方にいいシャンプーだと思います。
その一方で私の意見として
ヘアケア剤として大切なことは
洗いあがった後の髪の状態です。
私がシャンプーを開発する際に
最も時間を費やした部分です。
成分的に安心安全だけでは他にもたくさんの選択肢がある。
地肌はスッキリべたつきなく洗えて
毛先は滑らかにしっとりすること。
それが私の開発経緯でもありました。
バーデンスシャンプーの場合、この仕上がりに関して
私が考えている世界観とは違います。
髪質は人それぞれですし
マッチする方もいるとでしょう。
シャンプー選びも
シャンプーにどんな仕上がりになりたいのか?
ここが最も大切な要素です。
また安全性というフレーズに価値を感じる方もいます。
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