無添加シャンプー!ノンシリコンが肌や髪にやさしいはウソ?
2017年04月16日
ノンシリコン・「無添加(旧表示指定成分)」・「無香料」・「無着色」にこだわり、赤ちゃんや敏感肌の方にでも、安心してお使いいただけます。あらゆるお悩みに対応し、髪本来の美しさを甦らせます。
ふむふむ、納得してしまいそうなフレーズだ。
ではあなたは無添加シャンプーの定義はなんなのか、答えられますか?
そりゃ決まってるやろ!添加物を一切省いたシャンプーのことでしょ!って思っている人も多いのではないのでしょうか?
実はそうではないのです!
無添加シャンプーとは上で書いているように旧指定成分を省いただけのシャンプーであり完全無添加のシャンプーではないのです。
無添加シャンプーや化粧品は存在しない!理由
化粧品原料となる成分がどれだけあるかご存知でしょうか?
化粧品連合会の登録では13393成分がリストに載っている。
103種類である旧指定成分を排除したからといって安全ではないのです。
しかも1980年~の情報であり古すぎる上に安全データがむしろ高い成分だってあるのです。
たった100種類あまりの成分を製品に添加していないだけで
安心安全な無添加シャンプー、無添加コスメ
このような謳い文句にできる!そのことに何の意味があるのか?
新規原料はどんどん開発されていくけれど、逆に怖い部分もある、10年先にどんなトラブルがあるのか?
そういった安全データが揃っていないのでむしろ怖い!レーシックとかと同じですね。
だから無添加という表記を見たらあなたも疑いの目を持つべきだ!
一体何が無添加なのか?そもそも無添加であれば水以外何も混入できないでしょ!?
裏見ればワケの分からないカタカナ表記がズラーと並んでますよね?
それの何がどう無添加なのか?もう一度深く考えて見ましょう。
ノンシリコンにしてもそうです。大手メーカーの大半がノンシリコン製品を出していない理由は何故でしょうか?
大手さんは研究員さんもきっちりとしたデーターが揃っています。
シリコンが何故こんなにも悪者扱いされているのか?
これも商売上の都合でしかないのです。
天然成分良 合成成分悪
このような偏った考えは今すぐやめるべきです!
天然成分のよさを最大限引き出すのも化学合成の力です。
あなたがもし髪のツヤが欲しいなら化学の力も必要!
成分知識に詳しいのは化粧品処方者であり、メーカーではありません。
化粧品処方者であれば成分のメリット、デメリットを必ず教えてくれる。
メーカーはメリットしか強調しないのです!
更にひどいのはノンシリコンとか書いておきながら普通に入っているものを多く見かける。
主成分は天然オイルのように見せかけてイメージだけのオーガニックオイル!
中身は単なるシリコーンオイルだったりする。
消費者をバカにしているとしか思えない!
だから、天然由来、合成界面活性剤無添加、オーガニック、防腐剤フリー
ラウレス硫酸フリー、パラベンフリー
そんな言葉に騙されないでください。いやむしろそんなことを1番のウリにしているようなメーカーなど
信用してはならないのです。
仮に全ての成分が自然由来だったとしましょう。
キャリーオーバー成分とは?
原料そのものに含まれる成分や、原料から成分を抽出する過程で使われる添加物などを指し、このような成分をキャリーオーバー成分といいます。原料を育てる過程に混入した農薬なども、このキャリーオーバー成分に該当します。
成分ひとつひとつの保存の際にパラベンで防腐をしていても表示の必要はないということです。
キャリーオーバー成分まで表記してあるメーカーはないに等しいでしょう。
なのでオーガニックや無添加、自然由来にこだわりすぎても全く意味がないのです。
化粧品に本当に必要なことは
純度と濃度
残念ながらこれらも全成分見ても分かりません。
そして大事なことにあなたの髪質をご自身では比べようがないので
太いのに細いと思っているとかそういうことがよくあるので
私のお客様なら私に聞いてください。
あなたの髪質に本当に合うものをセレクトいたします。
そうでない方は担当の美容師さんにセレクトしてもらいましょう。
髪のプロである美容師は誰よりも色んなシャンプーを使用してきている。
シャンプーひとつでクセ毛がひどくなったり、ダメージが改善したりするものなんですよ。
あなたの髪に本当に合う製品を使うことで毎日の生活が豊かになるはずです。
決して謳い文句に騙されないでください。
それではまた!