美髪への道！縮毛矯正で痛んだ髪が直るまでの期間
2022年01月14日
今回ご紹介するのはコロナが始まった直後にご来店くださったお客様
当時の状態
縮毛矯正を長年あてているけど
すぐに元に戻ってパサパサになる。
髪はいつもゴワゴワしていてずっと広がっている。
髪はすぐに明るくなるし
いずれはなりたい自分を忘れて諦めて
それを受け入れてしまう。
そんな方はおられないだろうか？
あれから1年半経った現在の状態。
これは美髪再生トリートメントを組み合わせたカラー後。
全くアイロンを入れずに手ぐしでドライしただけです。
ここまで髪は変わるのです。
この変化は最初の縮毛矯正をした後にご来店いただいた際に
今まではなんだったのか？
こんなにストレートになったことがない。
まとまってとても扱いやすくなったと
最初の1回で実感しておられました。
この1年半何か購入されましたか？
そんな話になったのだが
髪にお金をかけるようになったという。
毎月のお手入れ代に当店オリジナルケア剤を使ってくださっているので
決して安いものではない。
でも確実に変化を感じられるからこそ継続できる。
そう継続は力なり。
毎日の積み重ねこそ最大の宝でもある。
そういったお客様は結構多いのです。
実はここで発信した内容がとある神社でその通りであったことが
証明されました。また詳しくは記事にしますが
やはり身体の最上部に位置する髪を綺麗に保つことはとてもいいことだと感じています。
だからこそその大切な髪を扱う私は宮司さん並みに配慮しないとならないのではないかとさえ感じる。
縮毛矯正に髪質改善トリートメント！
ここ最近の流行りも手伝ってこういったメニューを展開するサロンが増えた
というよりも今はどこでもやっているMENUでもある。
今回はおさらいという形で一体何が違うの？
これはお客様から見るととても分かりづらいと思う。
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縮毛矯正って一体何をどうやっているのか？
これについては説明不要かもしれないけどパーマ液を使います。
アルカリ矯正、中性矯正、ノンアルカリ矯正、酸性矯正
その他にはパーマ剤の名前の矯正、リシオとかそういうのです。
たくさんありそうで困惑しますが全てはパーマ剤の１剤でくせを緩めて、アイロンして2剤で固定する。
これが縮毛矯正の絶対なる条件です。
真っすぐする効果が高い反面、ダメージを引き起こす。
ダメージの原因・・アルカリ剤、熱です。
このアルカリを排除しているのが酸性矯正で私も昔からやっておりますが
どうやら今になって流行っているようでダメージレス矯正なんて言われたりします。
ですがそれもやり方次第で結局のところ痛んでどうしようもない状態になったりもする。
アルカリがダメで酸性がいいとかそんな単純なものではないのです。
アルカリもやりすぎるときついですが、酸性は失敗すると更に深部ダメージを引き起こし
まず回復は見込めない状態になります。
最近は修復成分も進化が著しいのでこういった最先端の補修剤を活かすには
アルカリ矯正のが相性がいいですし、結局のところどれを選択するかは髪質次第。
髪質は人それぞれですからパーソナライズが当たり前なのです。
1つのことをやっていても決してうまくいきません。
だから難しい、けれどそれが極めたくなる理由でもあるのです。
昔からそうなんだけど今は特にインスタとかもあって多くの情報をお客様も取れるじゃないですか。
例えば今流行っているケアブリーチ、痛まない画期的なブリーチみたいな触れ込みで
トライして後で後悔するってパターン！ここ最近よくある話です。
これって美容師側からすると当たり前のことなのですが
痛まないってのはブリーチしている限りありえないことなのです。
要は以前よりもダメージが少ないよ！ってことなんです。
その説明をするべきなんだけど今どきのなのかな？
そういうリスクに関しては一切説明しない人も多い。
だからやってみて数日経ってあれ！？髪ゴワゴワやん！ってなるのです。
いずれにせよ縮毛矯正はとても技術が必要です。
そのため現在は次に紹介する髪質改善トリートメントが主流になっています。
髪質改善トリートメントとは一体なんなのか？
髪質改善トリートメントって資生堂が論文出したのが始まりで
製品化する前に他社がたくさん出しました。
本丸は資生堂だとは思います。
これがですね、実にややこしくて様々なメーカーブランド名があって
そのネーミングの○○髪質改善トリートメント！
とかってネーミングなんですね。結局は酸熱トリートメントなんですけどね。
だからすごいたくさんのトリートメントがあるように感じるけど
主成分は大体は２つに絞られるんですよ。
レブリン酸
グリオキシル酸
要は強酸性であって髪の内部結合を切断するパーマ液のような強烈な作用はないので
比較的安心に誰でも施術できるのが特徴です。
ここでまたメーカー名を出すと非常にややこしいご時世ですので
昔よりも歯に衣着せぬ発言できなくなっちゃったのでマイルドに言いますけど。。
色んなメーカー出しているけどほぼ大差ないですよ！？
そして効果を分かりやすくさせようと還元剤（パーマ剤）入れているメーカーもありますから
そう考えると・・本末転倒では！？
レブリン酸はやわらかい、グリオキシル酸は硬い。
それくらいのものでエイジングのうねりとか解消されるようなものではない。
だって内部結合に作用しないとくせは取れないですから・・
だから効果ってうーん・・微妙ｗ
ツヤ感は確かに出るんだけどくせ補正には向かない。
これもですねインスタでめっちゃ綺麗な美髪画像みたりすると思うんですけど
これってね仕上げは絶対にアイロンで仕上げないとならないんです。
各種成分の定着を促すために使用するんだけど
これってせこくない！？ってことなんですよ。
そりゃアイロンすれば大抵の髪は綺麗になりますからね。
問題は家に帰って洗髪してあれ！？
キシキシ！？クセも取れてないような・・・
そうなりはしないのか？
というかなると思います。
またこのトリートメントの特徴として
月1回、最低でも３回はしましょうってなるんですよ。
商売上は非常に都合のいいアイテムですね。
これってシャンプーして液塗って流してアイロンするだけだから
お客様でもできる内容ですよ。
私だったらこれは１万円までの技術です。
それが・・２万とか3万とかあるわけですよ。
３万だと３回したら９万ですよ？
しかも産トリの弱点があって酸性だからインナーに補修税分入れてやることができないんですヨ。
ケミカル知識が豊富な美容師さんならうまく使いこなせると思いますが
大抵は塗って適当なトリートメントつけてアイロンして仕上げるわけです。
そうなると髪は熱で痛みます。酸で痛みます。
あれ！？本来の髪質改善ってなんだったの！？
そうなる日も近いような気がしてなりません。
だから過度な期待は禁物ですよ。
髪質改善に何を求めているのか？
艶が欲しいのでしたらありですが、やり続けると確実にダメージします。
であるならば通常のシステムトリートメントやった方がいいでしょう。
こちらは痛むことはありませんので手触りの悪さはある程度解消できますので。
まとめると髪質改善って何を選択してもリスクはあります。
エイジング毛であったり、捻転のパサつきの毛が基本的にパーマ剤で髪の結合を緩めて上げないと
効果を感じないので何を求めているのか？
画像に惑わされずよく考えてからやってみることをおススメします。
