おばちゃん!?とは言わせない!50歳になったら考えたい明るい白髪染め
2021年05月23日
日本の人口の半数が50歳以上になってきたこの時代。
今の50歳は若い!それは日々接しているお客様達を見ていてとても綺麗といつも思っています。
50歳になれば・・白髪、髪の広がり、ボリュームが出ないなど
若い時に気にならなかった悩みがあるでしょう。
髪だけでなく、肌質も変わり、くすみ、しわ、たるみに悩まされるはずです。
このあたりは最近美容皮膚科にいけばボトックスなどで何とでもなるのかもしれない。
ただし、それはあくまでも肌だけであって、身体はどうでしょうか?
例え若い時と体重が同じだったとしても人間は重力には逆らえません。
それがたるみです。今までつかなかった場所、お腹や背中周りにお肉がつきます。
その現実は受け止めないといけない。
もうすぐ40になる私自身もあきらかに肉がついてます・・・
今回はあなたがこの先20年・・いや30年は染めるであろう白髪染め
今日は皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
この向き合いたくない現実。。白髪をとりあえず隠すために染める。
これはこれでいい。そのルーティンも否定もしないし
当店でも白髪リタッチのオーダーが圧倒的に多い。
でもそれが本当にお客様一人一人の魅力を引き出しているのだろうか?
髪が痛まないからといってハーブカラーで染めている。
確かに痛まないけど髪が黒い・・
カットラインもずっと一定。果たしてこれがプロの仕事なんだろうか?
最近黒いから明るくしたいとのオーダーが多数寄せられる。
当店には他ではあまりやっていない全く痛まずに黒染めオフできる黒染め落としがある。
だから比較的暗くなっていてもチェンジが楽にできる。
漢方ハーブカラーについては明るくなるが赤味が強く出ますので
赤味を打ち消すには時間が必要です。
先ほどの話に戻るが、ちょっと辛口な発言になりますが聞いてくださいw
ボディや肌がたるみ、顔はくすみ、髪はショートで色は黒だったとしたら・・
その上くせやエイジング毛によるうねり・・パサパサ・・
これっておばさんスタイルの量産ではないか?
さすがに当店にくるお客様でそんな方はないのであるが
ただただ髪を痛ませずに綺麗にする・・これで本当にいいのだろうか?
加齢はどんどん進行する。白髪もどんどん増えるだろう。
黒にすれば白髪も良く染まるけど、その分伸びてくるのも早い。
少しでも伸びて白と黒ってとっても目立つし、お洒落には見えないよね。
当店のお客様でも2割くらいの方は白髪染めではなく
明るめのお洒落染めで染める方がいらっしゃいます。
この場合白髪はほとんど染まりません!
50代くらいで白髪で真っ白って方はほとんどいない・
多くても50%程度で平均で白髪量30%ってとこだろうか。
黒髪の割合が多い人が大多数なのだ。つまり黒の面積のが多いため
ここを白髪の明るさに近づけてあげることで白髪って目立たなくなる。
お洒落染めのハイトーンカラー14レベルくらいです。
白髪ってレベルで表す炉20レベルになる。
これだけでも随分目立たないのだが、更に明度差を縮めるために
ブリーチハイライトを間引いてやるとその部分は17レベルまで上げれます。
こうすることで明るくても目立ちにくい、白髪を活かすカラーができるのです。
白髪を明るくすることで若返る?得られる4つのメリット
- 伸びてきても目立ちにくい
- 華やかさが出る
- お洒落で輝いて見える
- 好きな色味を楽しめる
私的に明るくされることの1番のメリットは肌に透明感が出ること
肌のくすみをカバーすることができるのです。
何歳になってもお洒落で美しくいることはモチベーションアップにも繋がり
結果的に健康で若々しくいられるのだ。
もちろんメリットばかりではないのでその判断はあなたに委ねます。
白髪を明るくすることの2つのデメリット
- ダメージする
- お金がかかる
これはお分かりかと思いますがもうすこし深堀すると・・
お洒落染めと白髪染めではダメージは変わらない。
ハイライトに用いるブリーチに関しては痛みの原因に繋がります。
最近ではケアブリーチといってダメージが以前よりも抑えられているため
トリートメントと合わせて行うことが必要となります。
当店では美髪再生トリートメントをおススメします。
それが結果的にお金がかかる・・に繋がるのですが
化粧品でもそうですが加齢とともに使うモノも高くなっていきますよね。
市販シャンプーを使うのはよくありませんので
ハイダメージ用のケア剤と頭皮ケアとして保湿は絶対条件です。
しかしこの辺りはカラー云々ではなく必要不可欠なケアですから
実際にはハイライトやトリートメント代金がいつもより上乗せになる形です。
概算として1万円~1万5千円くらいアップするイメージです。
しかしこれは毎回必要ではなく
間にリタッチを2.3回交えながら行うので
毎月この料金がかかるわけではありません。
季節ごとに色を変えられることも素晴らしいことの1つですね。
洋服のトーンも春夏。秋冬では異なるので
本来であればそれに合わせて髪色もチェンジしたい!
それが白髪染めでは不可能なのです。
白髪染めとお洒落染めとの差は彩度で白髪染めはくすみます。
さっきの話に戻るけど肌もくすんで髪もくすんだら
より老けて見られます・・・これって女性にとって1番キツイはず。
肌が弱い・・そんな場合でもヘナと併用だってできます。
色はオレンジですが、明るさの強弱をつけるハイライトを指してあげると
また印象が変わります。
このようにただ白髪を隠すだけ・・よりももっと楽しんでもらいたい。
それが最近の私の率直な気持ちであります。