縮毛矯正と白髪染めは最悪!ヘナ染めで得られる髪質改善
2022年03月27日
白髪は毎月染めたい!
くせ毛も気になるから半年で1回はしたい。。
それを10年20年続けていくとどうなるでしょうか?
あなたの髪は年齢とともに脆く弱くなっていく。
それなのに白髪は増え、以前よりも染める頻度は上がるし
髪の痛みはひどくなるし、くせも強くなった気がする。
思い当たる節があるのならヤバイです!
対策を講じなければ矯正しても
思うような結果が得られなかったり
場合によっては髪がチリチリ
切れ毛、ボリュームが出ない
薄毛にもつながってきます。
白髪染めと縮毛矯正の相性は最悪
白髪染めに限らずお洒落染めも含めて
カラー薬剤にはアルカリ剤、過酸化水素を使います。
縮毛矯正した髪がツルツルして綺麗に見えるのは
コーティング剤のおかげです。
白髪染めはこれらを剥がす形となるので
縮毛矯正の持ちが悪くなります。
美髪再生トリートメントなどの組み合わせで
行う髪質改善カラーであれば防げますが
染めるだけでは縮毛矯正のツヤ感を重視している方にとっては
マイナスでしかありません。
縮毛矯正をする前に白髪染めした場合は
色落ちするため染まりが薄くなります。
縮毛矯正と白髪染めの相性はよくありません。
ヘナ染めと縮毛矯正の相性は抜群
縮毛矯正は熱によるダメージ
薬剤によるダメージ
これらは避けることのできない問題です。
その代償がストレートであったりツヤ感が付与されます。
白髪染めはすればするほど髪内部の成分が流出
すればするほどに毛髪状態の悪化
ヘナはダメージ0
天然成分100%ヘナならダメージしないだけではなく
髪のインナーにヘナの成分が浸透
これが毛髪に留めることで
本来のハリコシが戻ってくるのです。
長年縮毛矯正している方で
とてもダメージしている方はこの効果はすぐに表れます。
白髪染めで痛ませないためには
内部修復型のトリートメントを
染めるときと同時に行う必要があります。
ヘナ染めのメリットは
インナー型の補修トリートメント並みの
修復作用がありつつ染まる効果も期待できる
今流行りのカラートリートメント
これの内部型のような位置づけです。
縮毛矯正を続けてもあたらなくなるとかのリスクもなく
明るくすることもできます。
ヘナ染めを基本に何回かに1度白髪染めをするなど
調整もできるので
最初はトリートメントを受けるつもりで
やってみてもいいと思います。
縮毛矯正とヘナショック
ヘナショックとは初めて染められる方に起きる現象。
誰にでもでるわけではありません。
縮毛矯正毛などのダメージが進んだ髪は
親水性という水に馴染みが良くなって
外部の刺激に弱くなってダメージを受けやすい髪質に変わって
しまったものです。
ヘナはタンニンというポリフェノールを一種が
収斂させます。収斂とは髪を引き締める効果です。
ダメージしている髪はアルカリよりに傾きます。
それを酸性側のヘナを使うと一気に引き締まるので
酸性カラー(マニキュア)をやったことのある方は
お分かりだと思いますがきしみが出ます。
ダメージしている髪は毛髪内部もスカスカに栄養が抜けているため
コシがなくヘニャヘニャしていることが多いので
そこにヘナの成分が一気に充填されると
シャキッと一気に髪に重さが出ます。
痛んでいる方にヘナをするとこの二つの作用が相まって
非常にごわつきが出てしまいます。
これを根本的に防ぐ方法はなく
月1回できるならば2.3週間に1度のペースで
3回ほど続けてヘナ染めをしてみてください。
3回するとヘナショックは落ち着いていると思います。
ヘナ染めを白髪染めの代用としない
え!?白髪染めの代わりになるんじゃないの?
確かにそうなのですが
ヘナってもともと薬です。
頭皮の炎症とか抑えたり、足裏に塗って
疲労感を取ったりと本来の目的は健康的になること。
通常の白髪染めと全く性質が異なるのです。
天然成分100%で染めるということは
化学染料見たく発色の安定性もないので
全員が同じ色になることもありません。
naturalヘナはオレンジですが
オレンジの中でもイエローが強く出たり
赤味が強くなったりとあなたのメラニン色素の種類や量により
染まりあがりが変わる。
あなただけのパーソナルカラーとも言えるでしょう。
ヘナは健康な頭皮や髪にしたい方や
ちょっと疲れた・・頭をすっきりさせたい!
はたまたガチで婦人病などを直したいのなら
3日に1度しようするなど
その目的により使用方法も変わってくるのです。
健康にするための薬!
その付加価値で染まるという作用がおまけで付与されている。
だから白髪染めのように色味に絶対的にこだわりがある方は
するべきカラーではありません。
ヘナ染めはくせ毛が落ち着く髪質改善作用がある
ヘナで染めて1年以上経過しているお客様を見ていて
白髪染めしていた頃のような悩みが解消された!
というお声をよく頂きます。
くせ毛の方にとってうれしい作用として
くせ毛の緩和があります。
パサパサのじりじりのくせ毛が
ヘナを続けることで広がりが抑制されて
縮毛矯正をしなくてもよくなった!
という方を何人も見てきています。
この事実は衝撃的で今までの美容業界のアイテムでは
まず考えられないことです。
くせ毛をひどくさせているのはダメージが主犯格。
ダメージ0で修復までするのですから
もはや髪が元気になって当然とさえ思えてしまいます。
ダメージした髪は形の維持がしにくく
湿気の影響を受けやすかったり
とても乱れやすいのです。
ダメージしている髪は重量が軽いので
あちこち動いてしまうのですが
ヘナをすることで髪の重さが出るため
自然とくせ毛が落ち着いて
ツヤ感も出るため決してくせ毛が直るわけではありませんが
嫌なくせ出なくなり扱いやすくなるのです。
ヘナ染めが万人受けしない理由
ここまでヘナの素晴らしさを語ってきましたが
既存の白髪染めしている方を
ヘナ染めに置き換えたいか?というとそうではありません。
ヘナはあくまでも染める一つの手段です。
何を最優先にされるかは人それぞれの価値観があるため
色味にこだわりたい方は
従来通りでいいと思います。
✅健康志向の強い方
✅化学物質過敏症の方
✅頭皮や髪のデトックスをお考えの方
✅痛んでどうしようもない状態の方
このような方には最適です。
10年後もその先も健康的に美しく・・
それが私のコンセプトなので
やってみたことがない方は
ひとまずトリートメントの代替え
ヘッドスパの代替え
このような感覚で体験してみてはいかがでしょうか?
長年の白髪染めからの解放!髪に良い新習慣ヘナ
最後に1つ事例を・・
長年の白髪染めと縮毛矯正
このルーティンから解放されたい!
軟毛の多量でとても絡みやすく痛んでいる
50代女性。
数年前にビビリ毛になったことから
surとのお付き合いがあり
そこから今に至るまで
縮毛矯正と明るめの白髪染めをやってきました。
ビビリ毛はすっかり解消しているのですが
カラー時に特にトリートメントはしていない髪なので
毛髪の内部はスカスカだと思います。
今回初めてのヘナ!
そして長きに渡り縮毛矯正とカラーでダメージしているため
私も驚きの強烈なヘナショックがありました。
当店に来られた当初痛んで絡まって
コーミングすらまともにできない状態であったのだが
それが再燃してきたかのような
とてもない絡まりでした。
あの時とあきらかに違うことは
ヘナがパンパンに毛髪内部に留まっていて
そこに収斂作用だ加わり
軟毛と思っていた毛が本来硬毛さんだったのかも!?
と勘違いしてしまうほどの髪を触ったときの
重厚というべきか肉厚というべきか
量が倍に増えたのかと思うほど
髪がシャキッとなったのです。
今後3回すればこれは
びっくりするくらいの髪質改善になる。
そういった美容師が手で感じる感覚
これは楽しみで仕方ありません。
自然の力って化学では太刀打ちできない。
言語化できない何かを持っている。
その可能性にあなたもトライしてみては??