白髪染めのルーティンこそ縮毛矯正の失敗に??
2020年09月27日
色んな髪に毎日触れていて思うこと
10代・20代は特別なお手入れをしなくとも綺麗である。
それが30代から?40代??50代???
年齢が上がるにつれてコンディション悪化が顕著になる。
その原因は白髪染めである。
平均すると1か月程度で白髪染めを毎月されるのでお洒落染めよりも頻度が高い。
加齢により髪はもろくなる。その上に更に毎月白髪染めを加えるとどうなるでしょうか?
更に毛髪外部、内部ともに強度が下がる。
そしてストレートであった人も変なうねり毛に悩まされて艶感を感じなくなる。
なので街を歩いていても後ろ姿で大まかな年齢が分かってしまう。
髪に艶感がなくなると髪だけの問題ではなく肌もくすむ。
そのため見た目年齢がすごく上がってしまうのだ。
その解消法としてうねりの解消が不可欠であり、縮毛矯正、髪質改善ストレート
こちらが美髪になるために欠かせない選択肢となります。
ですがもろくなった上に強い薬剤を使用してしまうと一瞬にしてビビリ毛という髪がチリチリに焼け焦げたような状態になる。
ご自身でも初めて体験されるためビビリ毛という存在を知らないお客様。
広範囲にビビリ毛が・・
手触りよりも見た感じの質感が誰がどう見ても痛んでいるように見える。
今まで縮毛矯正してきたけどこんなことは初めて・・
こんな状態になってしまった場合どうすればいいのか?
お客様が必至でネット検索をすることでしょう。
ビビリ毛直しのヘアケア剤。
これを使えばビビリ毛も見違えるように綺麗になる!
そんなことはありえませんw
この手のホームケアに過度の期待は禁物です。
あくまでも保湿で塗りたくってパサパサしているものをカモフラージュしてるにすぎない。
こんな場合は何度もお伝えしているがすぐには直りません。
まずは減力した薬剤で再度縮毛矯正をあてなおし、ビリビリした部分を少しでもなくしていかなければ
トリートメントの効きにも影響します。
但し末期の状態であればこれすら不可能。
そのためひどい部分はカットしかありません。
チリチリしているとゴワゴワで硬いことが多いので、そのたわしみたいな質感はすぐにでも変えることは可能です。
今回は修正ストレート。そして1か月後に美髪再生トリートメントで毛髪を補強していく処置をいたしました。
修正した後は月1の美髪再生トリートメント。
当店のオリジナルヘアケア剤でのホームケア。
これを実践することで半年、1年経過すればほとんどダメージが気にならない状態まで持っていけます。
こうなってしまった以上毎月の白髪染めは
ヘナ
漢方ハーブカラー
いずれかで染めていかれることを強くお勧めします。
それではまた!