どうする?デジタルパーマで失敗!チリチリビビリ毛に痛んでしまった・・
2018年11月29日
パーマや縮毛矯正での失敗といえばビビリ毛!
そもそもな話ビビリ毛とは何であるかそのフレーズさえ知らない人がほとんどである。
パーマ後に思ったようなカールではなく細かく縮れたようにチリチリしているのがビビリ毛であり
失敗後初めてググってビビリ毛というフレーズを知るだろう。
過去にも何度となくブログに書いてきているが、surでの施術を受けるにあたり
最初にホームケア用品をお買い上げいただき1週間ほどインナー強化していただきます。
このケア剤の見直しで、オリジナルケア剤3点にシルクトリートメント、そこにクリーム状の乳液を加えて
計5点セット総額18792円グレードアップしたホームケア剤をお使いください。
1週間以降にビビリ毛修正させていただきます。
このビビリ毛修正もできる場合とできない場合もありその判断は非常に難しい!
失敗した美容師がどんな薬剤でどのような施術方法なのか分かるわけもなく
この手先の触診だけが頼りになる。経験と勘でしかないため、こういうのを積極的にしたいと思う美容師はいないだろう。
無論私もしたくないwが困っている人をそのまま放っておくわけにもいかない。
可能な限り今よりも改善する方法を見つけたいとは思っているが切るしか選択肢がない場合だってある。
今回も新規のお客様でパーマでチリチリになりどうにかしてほしいというオーダーが入った。
忙しくてホームケア用品でケアされる前の画像を用意したかったが残念ながらないw
それよりも最近のご新規様皆さんに言われることはもっと年配のおじさんがされていると思っていたからビックリ!
そればかり言われるw以前よりも頻度が高く百発百中だ!面白いね~~
ホームケア頑張っていただき、随分とよくなった!それでもすごい痛んでいるのだが
最初状態ではお断りしていたと思う。というのも質感がゴワゴワすぎてまるで髪が炭のように炭化してしまっているように感じたからだ。
今回はアルカリ剤によるチリツキということが判明したため、見た目こそチリチリであるが触ると以前のようなゴワゴワ感がなくなっていた。
今回失敗したのは低温のデジタルパーマだ。低温だから髪に優しいなんてのは幻想だ。
施術した美容師の思い込み!大事なのは薬であり、各種補修剤であり、美容師の腕なのだ。
はじめて訪れた美容室だそう。近いから?安いから?
そんな理由で美容室を選んではいけない。ちゃんとあなたの髪に対して向き合ってくれる美容室と付き合うべきだ。
髪が変になってしまうとあなたの人生をも左右する重大なこと。大袈裟ではなく女性なら髪は命だろう?
可愛いカールヘア想像していたらチリチリバサバサになったらどれだけ気分が下がるか・・
自分では直すことさえにもできず、しかも元に戻ることもない!
こうなってしまったら健康な状態に戻るのはずっと先のこと。
ビビリ毛修正してチリチリは直すことはできても、以前のような健康な状態に戻すことはできないのだ。
あくまでもビビリ毛修正とは応急処置である。髪は自然治癒しない!
放置していても何の解決にもならない。ビビリ毛修正するということは更に髪を痛めていることには変わりない。
その後のご自宅でのホームケアも今までご自身がされていたケアよりも何倍も強化しないとならない。
ホームケアの5点セットは今後も継続して使用していただきたい。
定期的にサロントリートメントもしたほうがいい。1度失敗することで貴重な時間を失われる。
これには二つ意味があって、美容室に来る頻度もそうなのだが、髪のダメージが末期に近づくほど
髪には水分調整する機能があってそれが欠如してしまう。そうなればいくらドライヤーで乾かしても
乾きが非常に悪くなるため、ドライヤーする時間が2倍~3倍程度かかるのだ。
髪洗うのがイヤになるくらい乾かないのだ。
一見すると元に戻ったように見える。でも痛んでいるのだ。
質感もツヤ感も出ているのだけどね。
パーマで生じた切れ毛が逆に目立ってしまうがこれが限界ライン・・
こんなこと言うものなんだがビビリ毛になったことない人は1度くらい経験すればいいと思うw
そうすれば髪の大切さを再認識するだろうし、ケア意識も上がるはず。
髪は永遠に綺麗ではない!綺麗だった人も年齢が上がるにつれて髪も老化するのだ。
髪が今まで綺麗ため市販の安いケア剤しか使ってこなかった人、ドライヤーですら乾かさない人
それでも髪が綺麗でいれたのは若さ!そんな人ほど加齢のうねりや切れ毛、薄毛に悩まされている。
ケア意識が高まるともちろんコストもかかる!お金はかかるけどそれは未来の自分への投資とも言える。
10年後も綺麗でツヤのある髪であると実年齢よりも必ず若く見られますよ。
どんなに綺麗な洋服を着ていても、肌は化粧でごまかせても、髪は正直だ。
髪を見ればその人の年齢が分かってしまうくらい差が出てくる。
毎日何を食べて、何を飲み。何でケアするかによりあなたの髪は作れる。
手遅れになる前にあなたの最適なケアを始めましょう。