9割が誤解している!?髪質改善したいならシャンプーである理由
2024年05月17日
髪がくしゃくしゃでなんとかしなくちゃ・・
そうして考える最初の行動が
トリートメントをいいものに変えれば
そのパサパサな髪ともおさらばできると思っている
そこのあなた!!
それは完全なる間違いです。
むしろトリートメントなんてなんでもいい。
予算に余裕があるのなら最後の選択肢だ。
髪質改善を考える上で
真っ先にあなたがやらないといけないことは
シャンプーだ。
市販の安いシャンプーやサロン専売品であっても
油断はできず
多くが高級アルコール系を使っている。
見せかけだけのオーガニック系も
消費者に分からないように使っている。
天然のヤシ油から抽出しているから
髪に優しいんですよ。
こういうと大抵の人は納得する。
しかしそれらを良く見てみると
アルキル硫酸エステル塩(AS)という文字がある。
これはラウリル硫酸Naのこと。
非常に分かりにくい表記なのだが
現在は
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)
ラウレス硫酸Naのこと。
こちらが主体なのだが
別名
ラウリル硫酸とラウレス硫酸。
どっちもどっちなのだが
ラウレス硫酸のがまだマシであるが
いずれも洗浄力は強いのだ。
ラウリル硫酸の改良版はラウレス硫酸であって
ラウリル硫酸って分子が細かくて過去に非常に問題になった成分だ。
この成分を天然から抽出してるから安心と謡ってる
オーガニック系メーカーは何を考えているのか?
原料が安いからとしか思えないのだ。
今すぐあなたのシャンプーの中身に
これらの二つが使われていないか確認してみてほしい。
最後の方に動画でもお伝えしている
もし入ってるとするのならば
それは髪質改善するどころか
髪がくしゃくしゃになるし
地肌は乾燥しまくりで顔のたるみにも繋がる。
究極の老化シャンプーなのだ!
この他の洗浄剤でもきついのはたくさんある。
それを語りだすと長くなるので
成分のことを言うと眠くなると思うから
とっておきの例がある。
あなたの大切なお気に入りの服がある。
その素材がウールだとしよう。
髪は繊維である。
ウールも繊維だね。
ウールは羊であり
髪の主成分のたんぱく質の組成に最も近いのが
羊毛ケラチンである。
髪の補修する成分はこれ以外の方法はない。
シルクもシリコンもコラーゲンも
レベルが違いすぎる。
美髪にしたいのならこの羊毛ケラチンは
絶対に外せない成分なのだが
ここで問題。
ウールを石鹸やアタックみたいな洗剤で
洗いますか?
大多数は洗わない。
それは何故か?
生地がゴワゴワになる。
くしゃくしゃになる。
そして縮むよね??
ウールも髪も同じ繊維である。
ということはきつい洗剤で髪を洗うと
ゴワゴワ、くしゃくしゃ
最終的に縮むのだ!
これをトリートメントでカバー?
できないよ・・
ウール縮んだの
元に戻らないでしょ?
髪も元に戻らない・・
40代以降は特にね。
ではウール何で洗いますか?
お洒落着用の洗剤でしょう。
洗浄力が弱めで
なおかつ保湿成分が入っていて
滑らかに仕上がるものを使う。
髪も同じであって
髪の場合優しい洗浄剤は
アミノ酸系一択なんです。
でもここで落とし穴があって
アミノ酸系シャンプーならなんでもいいかというと
そうでもないのだ。
アミノ酸系でも単体ではごわつく。
それをカバーするために
他の成分との組み合わせで
保湿を強化してあげないと
ごわつきは解消しない。
それを煮詰めたのがdefiです。
だから1度使うとナニコレ!?
髪がまとまる!くしゃくしゃにならない。
皆さんが病みつきになる理由です。
でも欠点がある。
それは保湿を重視した
美容液のようなしっとり質感を実現したので
さっぱり感は一切ないことだ。
シャンプーとはさっぱり洗うモノ
こういう認識が世間では浸透しているので
物足りなさを感じるかもしれない。
それこそ湯シャンしてるような
感覚になるシャンプー剤。
でもこれこそが私が作りたかった
10年先も美髪を叶える
シャンプーの処方でした。
化粧品処方者にも反対されました。
こんなにしっとりさせると
市場では受けないよ。
ここで私がその案に同調していれば
defiはごく普通のシャンプーになっていたことでしょう。
市場にないから自分の求めていた製品を
作るしかなかった。
気付けば多くの方にご愛用頂き
ストックがないと困る。
defi以外使うとくしゃくしゃになるから
旅行先にも持っていく。
生活に欠かせない道具としての価値を生み出せたことは
嬉しい限りです。
人間の感覚って実にいい加減というべきか
どんなに気に入っていても質感って慣れるんですよ。
たまには市販シャンプー使って
その違いも実感してくださいね。
失って初めて気付く偉大さ
私があえてトリートメントやリンス類を
作らなかった理由でもあります。
トリートメントはなんでもいい理由は
髪の補修の王様はケラチン。
それをトリートメントに入れても
効果は薄い。
美容室で施術するトリートメントとして
ケラチンを補ってもらって
普段のヘアケアは安いリンスで
軽くコーティングすれば十分。
トリートメントの違いなんて
しっとりかサラサラ程度で
触った時の手触りが変わるだけで
形状変化はない。
であればダイレクトに付けて
乾かすトリートメントであれば
効果は期待できるので
eclatやrougeを作って
油分と水分を効率的に補うことを目的としたのです。
美髪になりたいならまずはシャンプー!
情報が多い世の中で困惑するけど
いつの時代も複雑そうに見えて
答えはシンプルなのだ。