合成界面活性剤のシャンプーや化粧品は肌に悪いのか?
2020年07月02日
2020年になってもまだずっとこの議論が続いている。
ラットによる実験
シャンプー塗って24時間・・48時間・・7日間。。
ほら!かぶれている!合成界面活性剤なんて毒物だ!危険だ!
合成界面活性剤は避けろ!!
はっきり言ってアホ丸出し!
これを信じているあなたはネットリテラシーが低いということ。
まずシャンプー原液を24時間以上肌につけているなんてことは
日常ではありえないことである。
データとはいくらでも捏造できて、都合の良いデータに書き換えられる。
テクノロジーが進化していく一方で化粧品業界がいつまでもそのままとでも思っているのだろうか?
こんなことを信じている人に限って、ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naの区別もできないのだろう。
ラウリル硫酸Naは確かによくなかった。脱脂力も高い上に、分子量も細かいので、肌トラブルがあったのだ。
それを改良したのがラウレス硫酸Naであり、市販品の多くの主成分の界面活性剤である。
確かに脱脂力が高いのだが、分子量は大きくなり、普通肌の人が使ってかぶれるかと言えばノーである!
つまり、こういったフェアでないデータを使って脅しているメーカーはロクでもないのである。
合成界面活性剤不使用!なんてフレーズもあり、消費者を馬鹿にしているとしか思えないのだ。
シャンプーや化粧品の洗顔も含めてすべてが天然の界面活性剤など存在しない!
全て合成界面活性剤と覚えておこう。
石鹸も化学的に見れば合成であり、特別なものでも何でもない。
天然界面活性剤は存在するが、それは食品に含まれ、乳化剤としての作用程度でしかないため
シャンプーやクレンジング、洗顔に利用されることは間違いなくムリである!
肌が弱いからと甘い言葉に引っかからないようにしましょう。
合成か天然かを論ずるよりも、成分の脱脂力をチェックして、敏感肌であるならば
アミノ酸系を選べばいいし、若いオイリー肌、においスッキリが欲しい方はラウレス硫酸NA使うべきなのである。
但し、40代以降はきつすぎるのでおススメはしない。
そして皮脂を常在菌であり、取りすぎれば肌トラブルにつながるのでそういった意味でも
毎日洗うものですしマイルドな洗浄剤で洗うことが最も大切なことです。
ただね・・一つ上げるとすれば、市販シャンプーラウレス系は・・原料臭が強烈なので
マスキングの香料がきつめに設定してあるので、ここがね・・私個人的に人工香料が苦手なので
使えないのだ・・・そこが残念w
だから好きなアロマ系の香りで本当に安心安全のシャンプーを作ったのです。