白髪ぼかしハイライトで後悔？失敗する理由
2023年08月04日
白髪ぼかしハイライト！
インスタ中心に盛り上がってます。
白髪染めって守り
白髪染めハイライトは攻め
よりお洒落にネガティブ要素を打ち消す
デザインカラーです。
白髪ぼかしハイライトって何？って方のために
簡単に説明します。
白髪染めは一色染めと言われ
全体を均一に染めていきます。
一方白髪ぼかしハイライトは
筋状に取ってホイルでその髪のみ染めていきます。
大抵の方は白髪染め履歴があるので
この場合ブリーチ剤が必須となります。
疑似の白髪を間に入れていくことで
髪の黒い部分を白に近づけることで
白と黒のコントラストが弱まります。
全体を明るく見せることで
白髪が目立ちにくくする手法です。
お洒落染めで色素を入れたりできるため
透明感やツヤ感が出やすい。
一色の白髪染めは主に白髪を染めることに特化しています。
もちろん髪色も明るくできますが
基本的には白髪に色をのせることを重視しています。
白髪重視に染めていくと色素量が濃くなります。
ですのでお洒落染めよりも色にくすみが生じ
結果的にツヤ感が犠牲になります。
ご新規のお客様ですが
何度か白髪ぼかしハイライトをされていたそうです。
とても明るくいいかんじに白髪が馴染んでいます。
白髪をデザインに落とし込む観点で言えば完璧です。
技術力も必要です。
とてもいいカラーですしこれを否定するつもりもありません。
ですが私の経営スタンスとして
継続可能な髪に優しいことをテーマに掲げているので
その視点で見ればおススメではありません。
デメリットとして
痛む！これが最大のデメリットでしょう。
ポイントであってもブリーチを使う以上
かなり毛髪の負担になります。
これが何度も重なっていくと
元々エイジングにより弱っているわけなので
それ10年後も可能ですか？
後は時間がかかること
価格も３万円程度は必要ですし
タイパ、コスパが悪く
当店で積極的におススメするカラーではありません。
コロナで覚醒組！沖縄産ヘナで白髪ぼかしハイライトから卒業！
コロナ以降この社会の不思議さに気付いた覚醒組です。
身体の健康を考えた上で決断したのが沖縄産ヘナ！
ヘナはマイナスイオンたっぷりです。
そして一番の特徴が抗酸化作用です。
ヘナの中にヘアピンを入れていても錆びることはありません。
水ですら錆びるわけですし
他のヘアカラーでも同様に錆びます。
抗酸化作用とは老化予防に直結しますし
特に白髪染めは毎月継続していくものですから
とっても重要！
薬草を頭皮から吸収して身体にもいい作用を与えますし
天然と言えども染まりが弱いとか
すぐに取れるとかもありません。
むしろヘナのが色持ちはいいですね。
ここが不思議なところです。
化学作用を加えて強引に発色させるカラー剤よりも
持ちがいいなんて植物のパワーは計り知れない。
白髪が多いとどうしても明るいオレンジになってしまう。
今回はまさにオレンジという仕上がり。
かなり高彩度の色にはなりますが
髪質改善効果としてツヤ感が倍増しているのが
画像からも伝わってくるはずです。
染めてすぐはかなりオレンジが濃くなりますが
ここから少し彩度が弱まって
少し落ち着いてきます。
別アングルだとこんな感じ。
こっちのが２，3日経過した感じの色に近いです。
私はこのオレンジとても好きなんですけどね。
アプリコットみたいな色が最終形態の沖縄産ヘナですね。
ここでどうしてもオレンジが苦手なら
藍を加える方法もございますし
２度染めもおススメですが
藍を用いる場合明るくすることができなくなるため
覚悟を決めてヘナか藍でしか染めないと
決意できるのならカラーバリエーションは増えますよ。
最近沖縄産インディゴも数量限定ですが入荷中です。
個人的に今、藍にハマってるというか
もう少し勉強してみようと思っており
近日中に藍染体験をしにいってきます。
歳は同じでとんでもない人と繋がって
美容の話に花咲いているんで
これから面白くなりそうな
未知の領域に足を踏み入れていく
そんな予感が今しているんです。
ワクワクがとまらない・・
藍で上手に染まれば
ブルーを感じ、緑を感じ、
グレーを感じ、紫を感じる。
マット系のグレージュ、モーブといった
渋めのカラーでとってもお洒落で
粋なカラーだと個人的に
藍の可能性を強く感じているんです。
中途半端に発色させると紫になるんですけど
この紫をうまく利用してハイライトにデザイン。
残りを藍のグレー感を強調すれば
これはもう伝統工芸の域に入るのでは？
個人的に藍染めの染料で染めたTシャツとか好きだし
古くから日本で使われてきた
自然の染料ですし
天然の藍は抗菌、防臭という機能的にも優れた染料でありながら、
肌にとても優しい素材です。
日本が世界に誇れる藍をヘアデザインに
なんとか組み込んでいけないか？模索中です。
