アミノメイソンボタニカルシャンプー!市販シャンプーは優れているのか?
2017年10月21日
こんばんは。
季節はずれの台風が接近していますね。
ここ神戸は進路的にはずれてはいるものの大型台風ですので油断は禁物ですね。
明日は選挙でお客さんのほとんどの方が事前投票に行かれているかしこい方たちでした。
あほな私は明日の朝に行ってきます^^:
さて、たまにお客様に聞かれることがあります。
市販品のオススメシャンプーって何かあります?
先に結論から言ってしまえば
もし市販品のシャンプーでオススメできるようなものがあるのなら
お店で販売しないし、ましてや今製作中のオリジナルシャンプーなんて作らない!
とは言うもののサロン専売品の流れはチェックしていても
市販品をチェックすることはあまりないので良い機会なので物色してみることに。。
なくなったらすぐ買いにいける一般的な近所のドラッグストア!今回はスギ薬局にあるものの中から
私が思う成分的に問題ない製品をセレクトしてみました。
2つほどありました。
長年市販品のチェックをしておらず2つも出てきたことに驚きました。
今までは該当する製品がなかったですから。
安全性に配慮した製品が市販品からも出てきたのだな!と思うと
改めてよい時代になったな。安全志向が高まりいいことだと思います。
プロが感じるオーガニックアミノメイソンシャンプーの評価
まず始めにこのブランド初めて知りました。
ネットで見てみると@コスメの評価が高くて期待値が高い製品です。
スーパーアミノ酸で脱パサパサ宣言!
これがウリのシャンプーです。
スーパーアミノ酸ってなんだ!?
ボタニカルアミノ酸系洗浄成分とボタニカルクレンジング成分を配合。ホイップクリームのようにきめ細やかで弾力ある泡が、シャンプー時の摩擦から髪を守りながら、皮脂や汚れをやさしくオフ。地肌もスッキリと洗い上がります。つめかえ用あり。
- ノンシリコン
- サルフェートフリー
- 無鉱物油
- 合成着色料フリー
- 石油系界面活性剤フリー
- 弱酸性
色々と??に思う部分もあるけど成分はこんな感じ
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、ハチミツ、加水分解カゼイン、加水分解乳タンパク、ヨーグルト液(牛乳)、アーモンド油、アルガニアスピノサ核油、マンゴー種子油、アボカド油、オレンジ油、カキタンニン、加水分解チェリモヤ果実エキス、加水分解マンゴスチン果実エキス、加水分解マンゴー液汁エキス、ウメ果実エキス、シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コンキオリン、タウリン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヒドロキシプロリン、アセチルヒドロキシプロリン、リシンHCl、乳酸Na、乳酸、ケラチン(羊毛)、グルタミン酸、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、シスチン、フェニルアラニン、クオタニウム-18、アルギニン、プロリン、ベヘントリモニウムクロリド、チロシン、γ-ドコサラクトン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、ヒアルロン酸Na、ダイズステロール、白金、グリシン、フィチン酸、酸化銀、クエン酸Na、PPG-7、ラウリルグルコシド、プロパンジオール、クエン酸、塩化Na、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、EDTA-2Na、BG、フェノキシエタノール、香料
裏見るとビックリするくらい成分多すぎ!って思ったらどうやら下側は違うようです。
スーパーアミノ酸についての補足説明でした。
これだけ長く書かれている成分ですが実質大切なのは洗浄剤ですから
主剤にラウロイルメチルアラニンNaをメインに持ってきているので
好感が持てるシャンプーでTEAやDEAも使ってませんから
安全性を配慮したメーカーであると思います。
成分だけ見るとこれはウカウカしてられないな~というほどいい感じです。
市販品でこのグレードのシャンプーがスギ薬局で普通に手に入る時代になったのかと!
こりゃサロン専売品からみても驚異的にも感じました。
だってこれ価格が450ml¥1400
自分が感じていた常識を覆す価格設定で安すぎでしょ!?
これでもし使用感がよければシャンプー販売するのも作るのもやめるかもしれない。
前置きはこのくらいにして早速使ってみました。。
香りはきつめだな・・
????
これは・・・
アカン!!!
以上が私の評価です!w
まず人工香料がかなり強めにセットされてます。
香料に関しては個人の捕らえ方で評価は変るかもしれないけど
安っぽい!シャンプーしている最中から気分が悪くなるような
ひどいものでした。
これだけでこのシャンプーは買わないという選択になってしまうほど強烈です。
アロマの天然香料の香りが好きな方には絶対合わないと思います。
せっかく成分がいいのだから香料もこだわってオーガニック色を濃くして欲しかった。
ここも1400円というコストに反映されてきます。精油使用すると原料費も跳ね上がりますからね~・
非常にもったいない!
次に泡立ちですが泡立ちはまー悪くはないけど良くもない。
ホイップクリームのような泡立ちがウリだそうだがそんな感じではない。
特にプロとして何を見ているのかというと
シャンプーしたときの泡立ちの良さよりも
指が地肌に向かって滑らかに動くかどうかを見ています。
これは何を意味するのかというとシャンプーとは地肌をマッサージしながら
洗うことにこそ意味があるからです。
その観点でいうと全くダメでこのシャンプーは髪が絡まってしまい
滑りもよくないです。主剤がアラニン系ですから洗浄剤自体はいい感じなので
その他の助剤との組み合わせがよろしくないようです。
良いシャンプーは泡出ててマッサージしている段階からまるで違います。
非常にマッサージしやすく滑らかに指が入っていく感覚です。
そして心地よい香りに包まれるわけではないので早めに濯いでしまおうという
状態になってしまいます。
いざ濯ぎが完了すると髪が一体化してとてつもなくぎしぎしになります。
付属のトリートメントは一般的なシリコントリートメントなので
サラッとしますがしっとりまとまるというわけではなく
シャンプーで絡み合ってしまった髪を解くようなイメージで
トリートメントをつけるようなものです。
ぎしぎしした感じは乾かした後も続きます。
ぎしぎしですからボリューム感は増します。
事前の成分チェックでは良い評価だっただけに
非常に残念な結果となりました。
今回のことでよく分かったことは、成分チェックしたところで
実際に使用してみないと良いシャンプーかどうかは分かりません。
特に質感が良くないというのは致命的だと思います。
市販品とサロン専売品なら
ミルボンやルベル、資生堂、ロレアル、ナプラ
そういった大手製品であればそこそこの質感が出るし
泡立ちとか指通り面も良いので
何かしらの効果を感じられるのはやはりサロン専売品で
よく考えられているな~と感じたことです。
そしてサロン専売品も人工香料であるものの微香性のモノが多く
いい香りに感じる点も随分と香料に関して違う印象を持つことも面白い!
市販品は何故なのか!?どれもこれも強すぎて使う気になれない・・
市販品も入れている成分は良くなっているものの
やっぱり質感面でも大きく劣ります。
価格の差も以前ほど開きもなくなってきています。
市販品でも1500円強になってきているので
それなら素直にサロン専売品を購入されたほうが
日常のお手入れしやすい状態をキープできると思います。
それよりも大切なことはあなたの髪質を把握している
美容師さんにシャンプーセレクトしてもらうことが
何よりも大切なことですよ!
ネットで様々な製品をチェックして口コミ見て
結局何がいいのかわからずそのまま放置している!
そんな声がチラホラ聞こえてきます。
改めて市場を見渡してみて現在作成中のオリジナルシャンプーは
成分OK!使用感OK!だという確認ができたので
本当の脱バサバサ宣言できると思いますw
アミノメイソンシャンプーが女子ウケする理由はズバリ!
パッケージデザイン!インスタ映えするだろうな~
ノンシリコンとは?本当にヘアケアにノンシリコンが痛まないのか?
それではまた!