コスメストレート?痛まない縮毛矯正は可能か?
2016年08月21日
くせ毛には欠かせない縮毛矯正
全く痛まない縮毛矯正って存在するのか?
誰もがなりたくないチリチリのビビリ毛
癌なら末期がんの状態だ
コスメストレート、M3Dトリートメント
髪質改善トリートメント
こんなのを施術されて痛んでどうしようもない!
そんな事例は山ほど見てきている
結果的にクセ毛をストレートにしたければ
髪の痛みは避けて通れない
縮毛矯正でチリチリしたビビリ毛に痛む原因と解決策
2度目のご来店のお客様です
前回はカラーを希望
相当なダメージでしたが・・
予想よりダメージしていた
髪がとても多い
アルカリダメージの蓄積でさらに膨張して
もうとても大変なことになってます
他店で縮毛矯正を
3ヶ月スパンでしていたそう
クセ毛からの脱却としてのストレート
クセ毛の人にとっては夢のような技術である
初めてあてた時のことは覚えているだろうか?
私の髪がこんなにサラサラになるなんて!!
これは誰もが経験するはず!?
でもそれ以降パサパサでこのようなビビリ状態に・・・
こんな経験をしている方も多いはず?
ダメージが蓄積されるから施術もシビアになってくるんです
最初はストライクゾーンが広いんですね
極端な言い方をすれば
縮毛矯正がヘタクソな美容師であろうが
アシスタントが施術しようが
激安店に行こうが失敗することは少ない
黒髪で健康毛ということが前提
とりあえずクセ毛は伸びる
くせは伸びても根折れしたりその後に影響することもお忘れなく
クセ毛改善のためにストレートにしているのにパサパサで広がるのか?
初回の時は誰でも感動した縮毛矯正
その夢も束の間
パサパサで指通りが悪くツヤもない
縮毛矯正しているのに広がる
髪の渇きが悪い
これらは全部、縮毛矯正によるダメージのせい
何故こんなことになるのか?
縮毛矯正はカラーと同じく
何回も重ねて繰り返していく
これが何年も何十年も続けば髪はどうなるだろうか?
ダメージが大きくなってくるのです
このダメージレベルがあがることで
薬剤のストライクゾーンがどんどん狭くなってくる
より高度なテクニックが必要になってきます
そして的確な薬剤処理が可能であれば
このような状態にはならないともいえます
しかし残念ながら我々美容師は技術職
スーパーで売っている調味料のように
どこのお店にいっても同じ品質ではないのです
勉強している人とそうでない人との差が
とんでもないほど開いている
薬剤の存在自体知らず
昔から薬剤を変えていないサロンも山ほどある
いつまでも何回繰り返しても
ツヤツヤサラサラしている
このことが理想であり
私も日々追及している課題であります
ご本人的には切りたくないそう
その意思を尊重してあげたいけど
かなり毛先は弾力がなくテロッとしたゴムのような状態で
この状態では正直なところどんなケアをしても
回復はしないでしょう
なので少しでもいいからカットしていきましょう
ダメージがひどすぎてここ半年ほどは縮毛矯正をあてていない
とりあえずこのテロッとした部分は絡まる原因にもなるし
ひとまずこの状態でできること
伸びてきた部分のみ薬を作用させ
アルカリ膨潤させない
毛先は補強、弾力を少しでも回復させ
ちょっとでも疎水にもっていくこと
ここに重点を置いて施術にあたりました
これから2年とか3年長期戦になると思います
でも必ず美髪にしてみせます
それとご自宅でご自身で選択して頑張ってケアしている方も
おられますが
中には非常に有効なものもあります
だけど大抵どぶに捨てているようなものです
オイル系での疎水でテカテカになっている人多い・・
オイルとシリコーンのコンビは表面上サラッとできます
だけど、ダメージレベルがあがるとこれだけでは
どうにもなりません
手触りはサラッとするのはシリコーンのおかげ
でも乾かしたらパサパサ
こんな経験ありませんか?
ここはホームケアセット使って頂けると
随分と髪の状態も良くなってきます
そのあたりもご相談ください
縮毛矯正でダメージした髪を本気で改善したいなら
二人三脚でのケアが欠かせません
それではまた!