ヘナショックしない！くせ毛落ち着かせボリュームアップにも繋がる沖縄産ヘナの髪質改善効果。
2023年08月25日
ヘナ染めが以前から気になっていて
試してみたいという方が多くなってきました。
当店はヘナ専門店ではありませんが
ケミカルの良さも知っているし
天然の良さも分かっています。
どっちが優れているとかではなく
融合させてこそ新時代に繋がるのではないでしょうか。
ヘナってまだまだ美容業界での知名度は低く
やっていないことが多い。
やっている所の多くはヘナ専門店だったりします。
特化することは素晴らしいことですが
私が表現したいこととズレが生じます。
ヘナだけに特化するとできることが限られるのです。
ヘナの髪の上での最大のメリットは
ダメージホールを埋めて
ハリコシが出ることです。
この効果は痛んでいればいるほど顕著に出てくる。
頭皮に関してはデトックス効果浄化作用
鎮静化、高いリラックス効果
正常な皮脂分泌に調整してくれること。
髪にも頭皮にもいいことばかりです。
欠点はナチュラルヘナ（沖縄湾含めて）
オレンジにしか染まらないということ。
黒髪にはほとんど着色しないということ。
白髪が多い方は鮮やかなオレンジになります。
オレンジ系が好きでない場合は選択肢からなくなるかもしれません。
私個人的にはアッシュ系よりも
オレンジのが女性は幸福度が高そうに見えるというか
幸せそうに見えると言いますか、輝いて見えるから好きなんですけどね。
とはいえ以前に藍染文化に触れたことで
藍の良さも痛感したし
日本の伝統は藍ですから
私の中で推しではなかったけど
今はインディゴ推しですし
沖縄産インディゴが出たことでそれに拍車をかけてます。
最近時間があればあほみたく藍をいじっている。
タオルを染めたり、木部を染めたり
髪も綺麗な藍色を出す方法も研究してようやく掴んだ感じです。
インディゴを被せるとカラーチェンジはできないけれど
藍の良さって触れた方にしか分からない奥深さを感じるんです。
ジミーチューが藍染職人とコラボしていたり
artekも藍コラボをしている。
世界的な評価も高い藍です。
白髪１００％の方はあまりいないでしょうから
そうなるとブルーグレーのような
モードっぽい雰囲気にとてもマッチする色です。
黒髪部分も藍は作用して
自毛の黒髪って光に透かすと茶色に見えますが
藍がのると綺麗なブルーブラックになります。
この色は肌をより白く見せますし
ブルーベースのお肌には最高だと思います。
天然染料の良さを余すことなくご体感ください。
沖縄産ヘナはくせ毛を落ち着かす効果も優秀
湿気が多くて汗との二重パンチで
ブローでおさまっていたくせ毛も
この季節は辛いですよね。
軟毛さんで髪の量も気にされているので
このままでもいい感じですが
この季節はチリつき感がぱさつきに変わり痛んで見えるのです。
今回私の提案でヘナだとくせ毛も落ち着くし
ボリュームアップも期待できますよ。地肌にもいいし。
ご自身でヘナについて調べると
ごわつきを気にされておりました。
沖縄産ヘナショックは起こらない！改善策は何？
ヘナショックとは痛んでいる髪に
強烈にヘナの成分が張り付いて
ゴワゴワで手ぐしも通らずに広がっている状態です。
この記事に詳しく解説しておりますが
ダメージが激しい人は少し感じますけど
手ぐしが通らないほどではないです。
それよりも元も髪質に起因する場合はあります。
元々凄い髪が絡みやすい方って一定数いらっしゃいます。
それは軟毛で髪が細いけど硬くて芯がある髪の場合です。
こういった髪質って濡らすだけでも絡まるんです。
トリートメントしてもですよ。
こういう硬い細い髪の方は軋みやすいですが
かなり稀です。私の顧客様で思い当たる方は1人だけですから
ほとんどの方は気にしなくても大丈夫です。
これ以外でごわつく要因として
扱っているヘナの品質が悪いこと
ヘナと一口に言ってもたくさんのメーカーがありますし
一般の方から見ればどれがいいのか？
どこも良いことしか書いてないから選ぶ基準が難しいのです。
ほとんどはインド産のヘナです。
良質なモノもありますが私も色んなメーカーのものを触ってきてますが
どれも品質は違うし、なかにはゴワゴワになるものもありました。
インドのモノは現地人が加工するので純度が低く混ざり物が多いのです。
砂漠地帯で育てているものですし
砂が混じっているものが多く存在します。
ヘナは葉のみが染料や髪質改善効果があるのですが
インド産は混ざり物が多いのが現状です。
それがごわつきとして感じられる原因。
この問題は沖縄産をやれば解決できますが
数％しか流通していないので
お店が限られることです。
もう一つはヘナ専門店でしている場合
もしくはご自宅で自然派志向の方がやる場合も同様
ヘナを愛する人ってどちらかというと
かなり自然派志向の方が多いんですね。
湯シャンしていたり脱ケミカルを掲げている感じかな。
そういったヘナサロンや考えをお持ちでセルフヘナをしている場合です。
こういった場合はケミカルを使用しないので
質感を良くすることを悪としている。
私は最高の素材を提供しつつもケミカル畑で育ってきた人間です。
自然の偉大さに感謝しながら
現状のケミカルで効果の高い安全なものを適切に使用します。
これが私にしか提供できないヘナを当店でする価値ですね。
要はヘナという天然素材も一種の髪質改善の成分として見ています。
ヘナの内部補修効果って色んな補修剤がある中でも最強クラスです。
これだけ持ちがいいモノをヘナ以外に見い出せていません。
でもこれ単体だと軋みしかないんです。
ケラチンというたんぱく質に似ています。
ケラチンも髪の主成分ですし、ダメージ補修には絶対的な成分だけど
これ単体髪に付けたからって髪質改善にはならないんですよ。
単なるゴワゴワの軋みでしかないので・・
この後の処理が大切でヘナもそれは同じです。
この工程をヘナ専門店、個人の方はしないからゴワゴワになるんです。
ヘナの良さをブーストさせる。
それが私の得意技です。
良い素材をシンプルに調理すれば
誰でも美味しくできるでしょう。
でもこの味は・・自分では表現できないって
あるじゃないですか！
あれがプロの料理人の技術だからです。
素材をどう生かすか？よくわかっているのが本当のプロです。
沖縄産へなをする皆さん軋みがなく
サラサラになっていることに驚かれます。
いわゆるトリートメントのようなサラサラ感ではなく
芯のしっかりしたサラサラ感。
髪に重さが出るんです。
軟毛さんは特にそれを実感しやすいし
それが上手く作用してくせ毛緩和にも繋がります。
今回のケースは白髪染めの代用ではなく
頭皮のデトックスやボリュームアップ
くせ毛改善トリートメントの位置付けでの
ヘナ体験でした。
ヘナには素晴らしい作用があるので
白髪染めの代用としてではなく
頭皮のスパ、トリートメント感覚で
ぜひご体感頂きヘナの良さを
1人でも多くの方に伝えていきたいですね。
