ヘナカラーで黒髪を明るくすることはできる?
2018年03月16日
こんばんは。
先週のご予約いただいたお客様でこんな方がいた。
今まで通常のカラーで染めておられる方で久しぶりのご来店だった。
ヘナカラーをご予約時に希望されていたが通常のお洒落染めに変更した。
このように通常ヘアカラーの代用として痛まないカラーとしての認識の方もおられる。
オーガニックカラーなんかと同じ感じと思っている人も多い。
オーガニックカラーはアルカリ剤、化学染料を使っている。
だから黒髪を明るくする、リフトアップが可能になる。
その他のエキス類がオーガニックであるだけで、本当のところ普通のカラーと大差ない!
本当の自然素材のナチュラルカラーはへナとインディコハーブでしかない。
これらの原料は自然素材100%!
だから黒髪をリフトアップする力など全くない。
通常のカラーの代用はできない!
どうしても黒髪が嫌という場合は残念ながら通常のヘアカラーの選択肢しかない。
ダメージ補修とか髪にツヤが欲しい、エイジングのうねりが気になるなど
そんな場合はへナをトリートメント感覚で使うのもアリ!
ただ、ヘナ特有のオレンジっぽい色相になってしまうので
赤みが嫌いな人には厳しい・・
黒髪を明るくしたい場合はアルカリカラー+ヘナの併用もオススメ!
アルカリカラーで白髪をカバーしているお客様。
エンドレスに続く白髪染め
頭皮への負担と髪のダメージを気にされている。
最近ではエイジングのうねりも出てきて気になる。
ヘナで髪質改善と頭皮の土壌改善的な効果も期待できて一石二鳥。
とはいうものの。ヘナオンリーでずっと染め続けることを求めてはいない。
理由は、白髪量が全体的にまだ3割弱程度だからだ。
こんな場合は白髪よりも黒髪部分が多いため、暗めに仕上がる。
お客様は髪も多めで少しでもボリュームダウンしてるように見せたいとのご希望。
そんな場合アルカリカラーとの併用もありかと思う。
ヘナであればインディゴのように薬液阻害はしないため併用可!
交互に染めていくのであれば薬剤への負担も1年単位で見ても半分に減る。
カラーダメージもへナが帳消しにしてくれるだろうし、そういった意味でも
ずっとアルカリカラーで白髪を染め続けるよりもオススメ。
上品なビターなオレンジに染まった
クセ毛も髪がシャキッとしたおかげで扱いやすく横に膨張を抑えてくれている。
白髪もきっちりと染まっている。
髪質にもよるけどアルカリの白髪染めよりも色持ちがいいように感じる
リターンを見ても白髪浮きしていないということも多く
自然染料だから色落ちも早い!っというわけでもない。
ヘナカラーに向いている人と向いていない人
ヘナカラーのメインはやはり白髪染めからのチェンジ!
黒髪に用いてもあまり旨みはないけど
黒髪でもマニキュアのようにほんのり茶色っぽい仕上がりにすることはできる。
ハリコシのない髪にヘナカラーでダメージレスにボリュームアップ!
今回のケースのように白髪染めされていても茶系の色であればヘナカラーにチェンジしても
違和感なく始められる。
これに対して同じアルカリ白髪染めであっても黒系だとヘナ単品では根元のみオレンジに染まり
毛先は黒いままなので全く馴染まない!そんな場合はインディゴを足して対処する!
天然成分100%の白髪染め!しっかり染めるならヘナ+インディゴ
ただこれも1回では難しく二度染めという手法で
ヘナを先に塗布してオレンジに染め上げてからもう一度インディゴを塗っていく方法
これであるとかなりダークな仕上がりになる。
それでも1回では真っ黒にはならず間髪いれず1週間ごとにインディゴ再塗布すれば
真っ黒の青光りしたような状態まで持っていくことはできるが・・
そこまでしようとするとまずそれなりの予算もかかるし時間もかかる。
そういう意味ではヘナのオレンジやインディゴ混ぜの茶系
これがOK!と思えるかどうかがヘナカラーを続けやすい秘訣かもしれない。
また今回のケースのようにヘナカラーの良さを活かしつつ
明るくすることもできるのでお試しください。
surのヘナは有機栽培100%の高品質ヘナなので
安心して自然の恵みをご堪能ください♪
それではまた!