サロントリートメントの効果はありません!その理由とは?
2021年02月21日
サロントリートメントは必要か?
答えはYES!
いきなりサロントリートメントの効果はありませんときついこと言いましたけど
7割の方はやる意味があります。
それは軽度なダメージであり、髪質も綺麗な方の場合です。
サロントリートメントってお店で行う家庭用のトリートメントの豪華版。
各美容メーカーが出しているものです。
確かに効果はある・・しかし・・
私のようなサロンに来るお客様は髪の悩みがそれぞれあって
残り3割の方に含まれる方。
こういう方はダメージが深いため、効果を感じないのです。
効果を感じたとしても2.3日程度手触りがいい程度で
結果的にパサパサに見えたりします。
髪のダメージが激しいとトリートメントに効果を感じない理由
黒髪には市販のシリコンケアで十分。
理由はカラー、、パーマは髪の1番多い成分であるケラチン系のタンパク質が流出するからである。
何度となくそれが繰り返されるとどうなるだろうか?
髪の内部はスカスカになる。
そこに市販トリートメントしても
シリコンが表面に乗っかるためツルツルになり質感はごまかせる。
アウトバストリでさらに手触り改善という意味ではありなのかもしれない。
ここで生じる弊害は
ツルツルなのに乾かすとバサバサなのだ。これこそがスカスカになった髪の証。つまりどこまで行っても誤魔化しでしかない。
ヘアスタイルにまで影響が及ぶ。広がる、膨らむ、クセが出るのも髪に重さがなくなったからだ。
この髪の主成分であるケラチンが失われていくとカラー、、パーマの定着する場所もなくなるため、色落ち、パーマの持続性も大幅に下がります。
当店のオリジナルケア剤使ってもそれは同じ。
ちょっとばかり自宅でいいケアしてるからって安心してはダメです。
サロントリートメントにもこういったケラチンを補うことはできますが
しっかりと定着するというところまでは難しい。
あくまでも表面処理のスペシャル版である。
内部がスカスカなのに上から蓋をしたところですぐに剥がれ落ちるため
効果を感じないのです。
流行りの髪質改善トリートメントは補修どころか痛む原因!?
現在流行っている髪質改善。。これは酸熱トリートメントといって
レブリン酸、グリオキシル酸という酸性の薬品になっていて
酸熱トリートメントというジャンルになります。
これも様々なメーカーから出ており、ネーミングも色々。
これは毛髪の歪みを補正する技術で
これを通常のトリートメントのように使用してもダメージ補修はしません。
知識のないアシスタントでもできる技術であるが
これを多用したからといって髪はよくなることはありません。
あくまでも一部の髪質の方のみ歪みを抑制できるが
内部構造まで変化させないのでかなり限定的です。
アイロン仕上げなので仕上がりはとても綺麗であるが洗えばくせは出ます。
熱あてすぎて炭化してゴワゴワしたりとデメリットも多い。
唯一艶感は結構維持します。
ここを活かすためには各種栄養剤を併用することで効果を底上げできるので
完全否定はしません。髪質改善と縮毛矯正の区別が非常に曖昧になってきていると
最近強く感じます。縮毛矯正=痛むイメージですが、確かに内部構造の変化を加えるの
髪は痛みます。しかしそれと同時に栄養成分を内部へ浸透しやすい状態でもあるため
下手なトリートメントよりもしっかり内部補修をすることもできるため
酸熱するなら当店では縮毛押しです。
理由は持続性とコスパの良さ。
酸熱トリートメントの推奨は月1回平均1万円くらいの技術ですから
年12万
対する縮毛矯正をくせがそこまでない場合は年2回1回3万として
6万円
いかがでしょう?半額でできちゃうのですよw
トリートメントに効果を感じない方に美髪再生トリートメントをおススメする理由
髪を本質的に綺麗にするということはこの失われていく成分をしっかり内側に充填させること。
そのためにはサロンでしかできないトリートメントがある。
だけど…一般的なシステムトリートメントというものは殆どがシリコンを重ねていくシステムで肝心の内部にケラチンが留まるシステムではない。
要はホームケアのツルツル版の強化版であり、サロンでトリートメントしても結果を感じない方はこの内部重点ができていないからです。
だからこそ当店では様々なケラチンを仕入れて内部充填させる美髪再生トリートメントをメニュー化したのです。
髪を綺麗にしていきたいならこういった充填型トリートメントを定期的に施術していきましょう。
そんな酸熱の疑問を感じたお客様の施術でした。