美髪ケア髪質改善トリートメントの失敗の原因
2020年05月15日
コロナウィルスで世界、そして日本は大変なことになっておりますが
皆さん、お元気でしょうか?
私はバリバリの元気ですし、コロナの影響はもちろんありますが
ある意味、時間ができて今後の方向性を考えたり、店の溜まっている雑用をしたり
ここ何年も忙しいのが続いており、いい時間ができたと不謹慎化かもしれないが
貴重な時間になっています。
そして何より支えてくださっている顧客様の存在は大変ありがたいことですし
改めて向き合って仕事できていることに心の底から感謝いたします。
そして、5月29日でOPEN15周年を迎えます。
これからのことも含めて顧客様とZOOMでセッションするなんてのも考えています。
すっかりインスタばかりに流れていた時間もブログ更新の余裕も今はあります。
では本題
髪質改善トリートメントは髪を痛めるので今すぐやめるべき理由
新規のお客様です。現在コロナの影響で停止しておりますが以前よりご予約頂いておりました。
髪質改善トリートメントを数回行っているのにも関わらずこの状態。
- ストレート効果が限定的
- 持続性が低い
- 酸度が高くごわつく
- 高温の熱により痛むリスクが高い
髪質改善トリートメントは今ではどこでもやってるMENUである。
大半は酸熱トリートメントの類である。
お客様より私のブログは難しすぎてよく分からないwというお声をいただくことと
もっとおじさんがやっていると思ってたと未だに言われるので
公表しますが現在38歳です。まー・・もうおじさんの領域ですけどねw
酸熱の詳細についてはここでは述べませんが
これは以前より資生堂の論文で縮毛矯正の薬を使わずにストレートに伸ばす方法として
研究されていたのです。だから本丸は資生堂です。
それをどこかのメーカーがパクったのが始まりで、無数のメーカーが同じような製品を出してきている。
今は本丸の資生堂も出してます。
では、縮毛矯正の薬剤を使わずにくせ毛を真っすぐできるかというと
できないのだ!w
これが結論である。
髪質改善トリートメント(名前は店により異なる)をされる場合は
1か月に1度の施術、最低でも3回はしてくださいね!とアナウンスされるだろう。
このMENUそんなに安くはない。
最低でも1回1万~3万オーバー
3万だと三か月で9万円だ。
それに見合う価値があればいいのだが・・・全くない。
これは大手サロン向けの技術だ。技術的にとても簡単なため
縮毛矯正のように難易度が高くない。つまり失敗するリスクが低いのだ。
大手サロンならアシスタントに安心して任せられる鉄板MENUになるだろう。
確かにストレート効果はある。しかし髪質はかなり限定的な上に
持続性が低い、その上、過度な熱処理を加えてしまうと取り返しのつかない炭化につながる。
私自身も様々なメーカーをテストした。
しかしこのクオリティでこの金額は頂けない。そう判断したのだ。
それなら痛ませないように試行錯誤している当店の縮毛矯正をあてたほうが
綺麗であるし、持続性も格段に高いのだ。
美容室帰りはいくら綺麗であっても、シャンプーしてくせ毛に戻ってしまう・・
果たしてそんな技術は必要だろうか?
コロナをきっかけにして様々な無駄を洗い出す必要性があると感じている。
技術は誰のためにあるのか?
お客様のためであり、本物をいつまでも追い求めていたい!
それが私の出した答えだ!
withコロナ?afterコロナの社会
どうすればお客様に喜んでいただけるか?
お客様との信頼がこれからのビジネスはより必要となる!
コロナをきっかけにして本物しか生き残れない。
平成型のビジネスモデルは衰退するでしょう。
どこの誰だとは言いませんが、重鎮の一角がこういう発言をされていた。
俺が美味いと思ったものは客も美味いと思うはずだ
急速に業績悪化している理由である。
誰のためのサービスなのか?
すべてはお客さんの笑顔のためである。
そのための技術であり、そこにやりがいを感じなければ極めることもできない。
好きを仕事に自分らしく生きる。
それこそがNEWnormal!
ダーウィン進化論 『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』
なんだか経営セミナーみたいなオチですがw
皆様も自分らしく生きるチャンスだと思います。
大変な時ですが共に乗り越えていきましょう。
それではまた!