40代、50代でも縮毛矯正はあて続けられるのか?
2018年01月26日
本日も風邪、インフルエンザでキャンセルがお二人。
いつになく体調不良の方が多い!やはり強烈寒波による冷えによる免疫低下によるものか?
バイカー視点で言う冷えない究極の極意!
首元はネックウォーマー巻く
手首は手袋
足首レッグウォーマー
首と付くところはとにかく冷やさないこと。
これを徹底すると身体の熱を上手く蓄熱できるので薄着でも寒くない。
ちなみに普段は私はろんTとダウン計2枚でいけます。
バイク時は4枚着るけどこれで身体はまったく寒くない。手先だけはどうしようもないくらい凍傷するのかというくらい冷えるけどw
冬の寒さは2月がピークだと思うのでもうしばらく寒さに耐え凌ぎましょう。
1年半前からご来店くださっているS様
来られた当初はこんな感じであった。
画像では分かりくいがMAX級ダメージだ!
アルカリによる軟化が激しく、毛は全体的にトロトロで熱炭化してしまっている部分もあり
手ぐしなんて一切通らない!この長さと量感・吸水しちゃって全く乾かない。
まさに美容師泣かせの髪だ。
それから2回の縮毛矯正と間にカラー施術を担当させていただいた。
縮毛矯正失敗によるビビリ毛、ハイダメージの完治は可能か?
ダメージも軽度であるごわつく、引っ掛るなどの場合は早期に改善が期待できる!
しかし、縮毛矯正剤による内部まで破壊された深刻なダメージはそうはいかない。
今回は熱炭化もあるため、ひどい部分は切らないと回復は一切見込めない。
残念なことにめっちゃ痛んでいる人の多くは毛先ではなく中間部分であったり
変な部分が傷んでいることが多く切るに切れないことも多々ある。
何よりご本人がお手入れするにあたりかなりの労力になってしまう。
本当はばっさりとカットしてしまい、そこからコンディション整えていくべきだとは思うが
ばっさりと切る勇気はないということで少しづつカットしていった結果
分かりづらい画像かもしれないが、surで縮毛矯正した部分は上から3分の1程度だ。
その部分と中間から毛先に向かっての質感の差は分かるだろうか。
まだ半分程度ダメージはある状態。ダメージ末期に近いため、リタッチ部分のみ剤を作用させて様子見したが
そろそろ今回は毛先を攻めてみることに・・
O様の毛質はかなり難しい部類に入る。今まで綺麗に伸びたことがなくダメージばかりひどくなるパターン。
疎水度が高い髪でパーマはおそらく無理であろう。微シス毛だ。
一昔前なら撃沈する髪質。
O様は50代になる。果たして永遠のルーティンである縮毛矯正をいつまで続ける?
いや、いつまで続けられるだろうか?そう考えている人多いはず。
40代からは急激に白髪が多くなり、髪質変化でうねりやチリチリした髪も若い時に比べると出てくる。
おまけにハリコシも低下してきてボリュームが出ないことに悩まされる。
毎月の白髪染めにより髪の健康度合いも低下している方がほとんどだと思う。
髪質も様々だが私個人の考え方としては
従来どおりのやり方で今後も続けていくと破綻する!
そう思っています。従来のやり方とはS様がsurにご来店いただく前にしていた
強いアルカリ縮毛矯正と白髪染めのコンビ。
これを後10年続けていことは厳しいでしょう。
surでしているやり方で続けられた場合は10年後も今と変らずにできる!と断言しておく。
さらに白髪染めを今後ヘナに変えていけば、更に+となり、毛髪の劣化はないと考えている。
縮毛矯正の失敗!ビビリ毛痛み・40代からのツヤ髪縮毛矯正の秘訣
1剤塗布して今からアイロン。ご覧のようにこの状態ではほぼクセは伸びてない!
従来のやり方ではこの時点で7~8割はクセが真っ直ぐになっていないとストレートにならない。
それが髪質によっては、ビビリ毛や吸水になる原因。そしてこの後にするアイロンのやり方
縮毛矯正はこの1剤とアイロンの入れ方で大きく特性が変る!
今回、ヘナをスポット参戦させた。この吸水してテロテロになってしまった部分を回復させるためと
S様にヘナという存在を知ってほしいかったのもあるw
あえて何も言わずにしらーっと塗布していたら、一面嗅いだこともないようなハーブ臭が店内を漂うので
これ何!?なんかすごい!良さそうって興味津々だったw
まだまだヘナの存在を知らないお客様も多いのとヘナに対してのネガティブイメージを持っている方も多いので
今年のテーマは顧客様の半分程度をヘナ染めに変えていくことを目標にしている。
それくらいの良さを毎日へナを施術していて実感しているし、自信を持ってオススメできるからだ。
それにこのようなハイダメージとの相性はすこぶる良くかなりの改善を見込めるのもヘナのすごい力だ!
ようやくここまで来た!手ぐしがスルスル軟らかいそれでいて硬質な一面も。
1年半の歳月でようやくビビリ毛、ハイダメージから解放されたかな。
S様もテンションあがるかもしれないがそれ以上に私はもっとテンションが上がる瞬間だ!
顧客様の髪には私の魂を込めているのを忘れないでねw
それではまた!!