髪が細くコームも通らない絡まる人の特徴
2017年08月13日
髪が絡まってどうしようもない状態に悩んでいる人がいる
大抵の場合は髪のダメージによるもので
パーマカラーのケミカルダメージによるものがほとんどです。
パーマ、カラー剤はアルカリ成分を含み
薬剤の浸透を手助けします。
必要不可欠な存在ではあるものの髪が絡まる原因となる。
分かりやすいのが黒髪バージン毛で１０レベル以上のカラーで
明るくするケース
カラー剤は明るければ明るいほどにアルカリ剤の濃度が上がります。
よってよりダメージを加速させる結果となる。
そして黒髪にあって茶髪にないものがあります。
黒髪はヌメっとした独特な質感があります。
こいつが毛の絡まりを防いでくれたり、サラサラ指通りをよくしてくれている。
１８MEAというキューティクル表面に存在する脂肪酸
これがたった１回のカラーであっても８割くらい剥がれちゃう！
そして再生などしないのです！
だから黒髪から染めるとゴワゴワ、キシキシしたりするのです。
だから毎日のお手入れに１８MEA入りのトリートメントするのは
絡まりを防いでくれるのでぜひ取り入れましょう。
縮毛矯正の失敗！ビビリ毛痛み・４０代からのツヤ髪縮毛矯正の秘訣
絡まる原因は髪質のせい！？
ダメージ以外の要因もあります。
髪質によってはダメージしていなくとも絡まりやすい髪質があります。
子供の髪を触ったことある人なら分かるでしょう。
見た目はツヤツヤなのに触るとキシキシ。
全ての子供がそうではなくある条件が重なると絡まりやすく
コームでとかせない状態となる。
特に２歳児くらいまでは髪がまだ成長段階にあり
徐々に太くなっていく段階で絡まりやすいです。
女の子でロングに伸ばしたい！というママさんも多いだろうけど
毛先を切り揃えてから伸ばしていかれる方が絡まりも少なくなりお手入れしやすいでしょう。
髪が絡まる条件
・毛が細い
・疎水度が高い
・芯がしっかりしている
毛は細いけど軟毛ではなく触ると芯があるような硬さを感じる。
毛が軟らかい場合も絡まりやすいが、シリコン系でサラサラになりやすい！
こういう髪の特徴としてはダメージレベルが高くても
ツヤ感は感じられて一見するとダメージしていないように見えます。
しかし濡らすと絡まって大変なことになるｗ
こんな感じの髪質の方はパーマが非常にあたりにくいし
カラーの染まりもよくありません。
まさにそんな髪質のS様
さらにクセも強く、長年縮毛矯正をあてていること。
アルカリ度が高い薬剤を使用され続けた代償として
内側がビビリ毛になっている。
その上、白髪もあるためカラー頻度も高い！
ダメージのせいもあるのか、薬剤がオーバースペックのため
クセが取りきれていないことが多く
広がるからという理由で長さを切りたくない！という思いがあります！
非常に伸ばすのが難しい髪質です。
自毛の絡みやすさと薬剤ダメージからくる絡まりやすさ
乾きも非常に悪く、正直なところ毛先の補正はしたいが
毛先のダメージレベルが高すぎて難しい・・
薬剤のストライクゾーンがかなり狭いので
まだまだ試行錯誤しなければいけない！
ダメージでいうと末期レベルなので、本来は早急にでもカットして
徐々に良くしていきたいけどご本人の希望により
長さはどうしても変えたくない！
このような自毛のクセに関しては
薬剤の選択を適正に行えば縮毛矯正すれば
髪の絡まりも収まり、コーミングも容易にできる状態に持っていくことができる！
今回のケースは毛先ダメージが醜いので毛先の絡まりはすぐには直らない！
徐々に毛先を切り揃えて長期目線で考えながら施術することが大切です。
まだまだ課題は多いけどS様が諦めている断髪をしてでも
クセで広がらない！
早く乾く髪
コームスルーが楽々
そんな状態を目指し施術に挑んでいきます。
S様が長年悩み苦しんできている
乾きの悪さとコームでとかせない！そこから開放していけるように
そしてカットしても大丈夫！
そこまでの状態に持っていくことが課題です。
それではまた！
