冬のヘアケア今すぐ実行できる痛ませない4つのケア
2016年11月09日
そろそろ冬も間近
空気が乾燥して肌に限らず
髪の毛までも乾燥してきます
元々ダメージしているとさらにダメージが進行していきます
簡単にいうと保湿を強化する
これに尽きるんですがもう少し詳しく見ていきましょう
熱いシャワーは髪が痛む原因
これは案外盲点だと思うことです
寒くなるとどうしてもシャワーの温度を上げてしまいます
これを防ぐには浴室温度を上げることです
家の断熱性能が高いと全て温度は均一なんです
暖房すら要りません
浴室暖房あるなら入る前に暖かくしておくこと
なければ電気ストーブでも構わないので暖めておきましょう
具体的な温度は42度
これを境に温度上げていくと一気にダメージが促進される
理想が38度くらいですが
冬場は寒く感じると思うので
40度くらいを目安にしてみてください
もっと言うと塩素や水流も関係してきますが
今回はまず温度を意識してみましょう
湯船に髪も一緒に浸かると大ダメージ
これも意識されていないことが多いです
ロングの方は必ずピンなので留めて
湯船に髪が浸からないように注意しましょう
温泉いくとマナーのひとつに髪を留めることを指定
しているところも多いですよね^^
大抵湯船は42度~43度辺りが冬場に多い温度です
これはシャワーよりも負担がかかります。
浸かるということは内部のタンパク質の流出も
激しくなります
前述しましたように塩素の影響も最も受けます
プールの塩素濃度よりはもちろん低いですが
それでも熱い湯が+されると
実際の濃度よりも影響が大きいです
ごわつきの原因となります
カラーやパーマの持ちにも深く関係しますので
必ず髪は湯船に浸からないように注意しましょう
アミノ酸シャンプーを使うこと
で書いたとおりです
寒くなり空気が乾燥してくると皮脂分泌も低下します
ここにラウレス硫酸などの高級アルコール系界面活性剤などで
洗髪を行うと頭皮だけではなく髪もぱさつく原因になります
不必要な皮脂だけ洗い流せるアミノ酸系が適していますし
硬い髪とやわらかい髪では
助剤の調整でしっとり、さらさら
どちらでも適合します
洗い流さないケアを徹底すること
空気中の水分量が少なくなると髪はパサツキが増してきます
静電気も帯びやすくなり更に広がりがち
さらにエアコンによる暖房が会社や商店
全体的に利用率が高い
対流熱で暖めるシステムですが
暖めると同時に乾燥を助長させることになるので
髪の水分も奪ってしまいます
このように暖めたい足元が寒く
頭熱足寒になります笑
高性能住宅であればエアコンでも
コールドドラフトの発生が抑えられます
ちなみにストーブは灯油に水分が多いので
乾燥しません
だからより顔や肌が乾燥する原因です
暖房システムもよく考えるべき
水分の蒸発を抑えるには油分
よってオイルの使用量を増やすといいでしょう
ちなみにオイルは外部保護機能が主な目的
なので髪そのもののパサツキには
また別のケアが必要になってきますが
これはまた別の機会に触れたいともいます
元々水分量が多い髪質の場合は
オイルケアのみでいけると思います
何れにせよ素髪のまま放っておくのは
1番良くないのです
洗顔後、化粧水つけない女性はいないでしょう?
それと一緒で髪のケア
ここをもう少し見直して見てください
女性で化粧水だけしか塗らないって方
あまりいないと思います
肌にはたくさんのアイテムをつけて
ケミカル処理が加わる毛髪に
1種類のアイテムだけで完結させる
これはおかしいと思いませんか?
1種類で全ての機能をウリにした製品も多くある
でも結局それは、全部中途半端な結果になることが多いのです
手間隙かけてこそ美髪、美肌が生まれるのです
料理でもそうです
レトルトカレーでもご飯でもラーメンでもなんでもいいです
それを手間隙かけて材料吟味して作ったカレー
土鍋で炊いたご飯
鶏がらから煮込んだラーメン
こっちのが美味しい
手間隙かけてこそなんです
今の時代それが逆行している気がする
大切なのは髪への愛情です笑
ちなみに自分の髪質が太いのか細いのか
少ないのか多いのか
我々美容師は判断できても
お客様ご自身だと分からない方が多くおられます
これは自分以外の比較対象がないからです
ぜひ馴染みの美容師さんに聞いてみてください
自分の髪質が違ってくると
ケア方法も随分と変わってきますよ
・熱いシャワーをやめること
・湯船に髪を浸けるのはやめること
・アミノ酸シャンプーを使うこと
・洗い流さないケアを徹底すること
これを徹底してみてください
ここからまたネクストステージがあります笑
美髪は1日してならず
それではまた!