シャンプーで髪を洗ってもべたつく原因と対策
2020年06月21日
シャンプーしたのに髪がべたつく・・
しっとりしすぎて根元がテカテカオイリーな質感。
こんな経験はありませんか?
実は意外なモノが原因だったりします。
大きな要因
- 洗浄力がきつすぎる
- 洗浄力が弱すぎる
- 髪質にマッチしていない
- 地肌が乾燥している
まず大前提としてこういった事例が起こる大半は市販シャンプーです。サロン用の製品ではまずありません。
それはプロがあなたの髪質に合わせてしっかりと吟味しているからです。
自分で選ぶ場合、髪質にマッチしていない製品を選択していたりします。
洗浄力に関しては市販シャンプーの多くは洗浄成分がきついものが多いので
脂を取りすぎると乾燥して、皮脂で潤そうと身体が反応してべたつくケースがあります。
乾燥肌の場合も同様です。この場合は頭皮の保水を心がけましょう。
逆に弱すぎるものも皮脂が取れないばかりか毛穴を詰まらせてしまうものもある。
特に自然派オーガニック、ハーブ系のシャンプーは名ばかりで基本的な洗浄力を満たせていないのもあります。
そしてもうひとつ大切なことはインナーケアであり、揚げ物やトランス脂肪酸の多い食品、特に酸化した油はできるかぎり控えましょう。
ここまではシャンプー剤によるものですが意外な落とし穴がある。
それが・・トリートメントです。
特にダメージ補修タイプ用やしっとりタイプの製品は要注意。
こちらもサロン専売品ではほとんど起こる事例ではありません。
市販の価格帯はサロン専売品よりもリーズナブルである一方で、使える成分に限界もある。
そのためシリコンと油分でしっとり感を演出しているのだが
相当重たいオイルを使用していたりするので、すすぎを丁寧に行っても根元にべたつきが残るのだ。
毛先はちょうどいい。でも根元はベタベタ。
これが起きる原因は、この方の場合だと、カラーをしているので毛先はほどよいダメージもあり
毛先の質感はバッチリであるが、中間より根元付近は新生部でバージン毛である。
つまり、ダメージしていない髪だ。綺麗な髪というのは、水分も油分も満たされて、キューティクル損傷もない。
油分が髪に必要ない場合、吸収されず毛髪表面でテカる。そしてそれが空気と触れ合い酸化してべたつく。こういった原理だ。
こうならないための対処法として、痛んでいる毛先のみに塗布することをおすすめしたい。
最後にプロのアドバイスとして忠告しておくと・・
ヘアケア剤は毎日使うものなのでケチらずにいいものを使ってください。
それが5年後、10年後も美髪でいられる絶対条件。
汚れを落とし洗うものではなく洗いながらケアするそれがこれからの新常識だ!