沖縄産ヘナとインド産ヘナ違い！染まり方比較
2023年03月11日
私がヘナを始めた当初より
インド産オーガニックヘナ染め
こちらを毎月ずっとされてきた顧客様です。
今思うと当時の私はまだ素人に毛が生えたレベルで
ヘナもボソボソな上にその特性を
理解しておらず
研究に研究を重ね
今はインド産の極み
質感もごわつかず
ヘナのローソニア色素を
最大限に引き出してあげてから
染めていること。
最適なオイル選定をして
滑らかで艶のある仕上がり。
長年インド産ヘナをされてきた方が
沖縄産を試してみてどう感じるのか？
気になるところです。
これまで沖縄産のこだわりは
大いに語ってきたけれど
肝心の仕上がりに差を感じなければ
インド産でいいやってなるでしょうし・・。
インド産は突き詰めているので
特に文句はない仕上がりです。
インド産ヘナで白髪染めした場合の仕上がりイメージ
画像左側が沖縄産ビフォー。
画像右側がインド産ビフォー。
この比較はあんまり参考にはなりませんw
なぜならヘナって当日の発色が
最もオレンジに染まり
空気酸化により発色が 2.3日かけて進行して最終的に落ち着いたオレンジに変わるからです。
とは言うものの
いつもより明らかに発色は
濃いオレンジです。
インド産でもしっかりと染まっています。
とてもナチュラルなお色ですよね。
オレンジにもイエロー寄りのオレンジ
レッドよりのオレンジがあります。
インド産はイエローよりのオレンジで
赤味を比較的感じにくいナチュラルなお色。
白髪の量にもよりますが馴染みがいいです。
オレンジを抑えたい方は
ターメリックを追加して
より赤味を抑えることが可能。
沖縄産ヘナで白髪染めした場合のイメージ
インド産と比べると
赤味が強い印象です。
肉眼で比べるとそんなに分からないけど
こうやって画像で見比べると
その違いは一目瞭然です。
一番の違いとして
ツヤ感や手触り
イエロー系オレンジって
白髪が多い箇所だと
少し浮いて見えたりもしますが
沖縄産の場合赤味が強い分
浮いたイメージは感じません。
沖縄産ヘナが特に向いている髪質は
痛みが激しい方と白髪量が多い方です。
特に髪の修復作用が高いので
痛みが激しいほどに
内部へ架橋するポリフェノールが
硬化作用を与えるため
一回でびっくりするほど
質感チェンジが可能です。
沖縄産のがペーストに滑りがあることも相まって
白髪への染色作用は高いはずです。
通常白髪って撥水に近く
薬剤を弾きやすいんです。
なので白髪染めだと
アルカリ量を多くして
浸透性を良くしています。
つまり巷でよく言われる
お洒落染めよりも
白髪染めが痛むのは
アルカリの配合量が多いからです。そうしないと白髪部分だけ浮きやすいんですよ。
トリートメントみたく使える
塩基のカラトリで白髪染まんない
薄付きなのも
アルカリ配合していないからです。
アルカリ使わずに
ジアミン系のカラーでなくとも
ここまでしっかり染まるのは
ヘナ以外ないでしょう。
しかも天然染料ですし。
白髪染めは長年続けていれば必ずダメージするしその蓄積が
髪を細くしてボリュームダウン。
ハリコシがなくなり
頭皮や髪の痛みが激しい。
そのルーティンが
どんどん悪化させて
ツヤ感なくパサパサ。
頭皮の老化により
エイジング毛の増加。
うねりが出やすくなり
コシがないため
湿気に弱くなる。
痛むと水分調整するところが
失われているから
湿気に弱くなる。
ヘナだとこう言った悩みを
瞬時に解消できてしまう。
継続するほどに
毛髪が復元する
これがスタンダードになると
大手美容メーカーは脅威ですよ。
ただ１つ言えることは
ヘナを白髪染めの代物に
しないで欲しい。
全く別ジャンルの
髪質を本気で変えていきたい
ことを最優先に
考えていけば
自ずとヘナ以外の選択肢はなくなってしまう。
悩んでいたパサつき
トップのボリュームが出なくなったこんな方にはピッタリ！
うねり毛は
ヘナするだけで
解消してしまう
神秘的な毛染めです。
