ハーブカラーで暗くなった髪をヘナとノンジアミンカラーで明るくする方法
2023年02月11日
白髪染めとして
ハーブカラーの選択肢をされる方も多い。
ハーブカラーとは
香草カラー、和漢彩染などになります。
これのよさは粉をお湯で溶いて塗布するので
痛みはほとんどありません。
この場合は白髪染めでしか使用できません。
黒髪を明るくするには
アルカリ剤と過酸化水素が必要になります。
ハーブカラーもアルカリカラー剤として
売られていますが
それであると髪が痛まないという
ハーブカラーのメリットも消えてしまい
ただの白髪染めと同じことになる。
香草カラー、和漢彩染の欠点は明るい白髪染めができないこと
去年よりお越しくださっているお客様ですが
長年ハーブカラーをされていました。
全体的に真っ黒に近い。
縮毛もされていてチリチリにビビリ毛になったことから
当店に通われるようになったきっかけです。
もっと掘り下げるとVの話になるので
そのあたりはこの記事でお察しくださいw
Gのサービスを使っているので
変なことは書きたくてもなかなか
もどかしいところです・・
痛みがひどいため
白髪染めでは負担が大きいこと。
今後を見据えた提案の中で
ヘナにすれば髪の状態が徐々に良くなってくることと
白髪の入り方からも自然な茶系のお色に
持っていくことが可能と判断したので
ヘナカラーを2回ほど。
そうすると根元の伸びてきた白髪部分はオレンジ。
ずっと染めてきた部分は黒という
ツートーンになってしまう。
髪に余力があれば
黒染め落としという選択ができるのだが
それはNGなので
このままツートーンのまま伸びるまで待つか?
でもそれだと余計に白髪が気になるかもしれない。
ヘナとノンジアミンカラーで黒くなった髪を明るくしていく
そこでノンジアミンカラーとヘナの併用です。
ノンジアミンカラーはこのようにしっかりと
黒ベースに染まるのですが
1か月すると茶色になってきます。
染料そのものがジアミンのように分子が細かくないため
色落ちしていくのですが
和漢などで黒くなった髪を
明るくする場合
長期目線で考えた時に
痛ませずに確実に明るくできます。
今回の目的はヘナ染めオンリーで白髪染めに切り替えることがテーマ。
それには黒とオレンジのツートーンを
なくすこと。
時間はかかりますが髪のダメージを気にせずに
切り替えできる画期的な方法です。
これだとジアミンアレルギーの方でも
チャレンジできますため
ぜひお試しいただければと思います。