クセストパーで失敗！チリチリになる理由と改善方法
2018年04月22日
縮毛矯正で失敗してチリチリになった・・
薬剤がどれだけ進化しようがこうした失敗は減ることはない！
剤を操るのは、施術する美容師なので、その担当の美容師のスキル次第になる。
剤が特許取得しようが、ミネラルが入っていようがトリートメント成分がたくさん入っていようが
その原理原則は変らない。
簡単に言うと
１剤でクセ毛の結合を緩めて
アイロンで形状を整えて
２剤でそれを固定する！
たったこれだけ！なのにそこはすごく深い！
縮毛矯正というジャンルは変らないのに各社独自のネーミングがあって
消費者サイドからすると全て違うメニューのように見えるけど実は全て同じ！
上手い人は剤が何であろうが上手いし、下手な人は何を使っても同じ！
縮毛矯正の代償として必ずダメージと引き換えに真っ直ぐになる。
それを頭の片隅に入れておいてほしい。
ご紹介でご来店くださったＮ様
長年縮毛矯正をあててきているそうで、表面的には綺麗に見える。
でも視覚的に見てもなんだか怪しい・・
と思ったらアイロンで伸ばしているとのこと。
髪の質感が異様に軽くて、重さが全くない！
２週に１度ご自身でホームカラーをしているそうなので
その蓄積されたダメージも大きい。
いつも縮毛矯正あてた翌日からアイロンを入れているという話を聞くと
今までちゃんと伸びたことがないんだろうなって感じた。
１週間ほど前にカットしたそうなのでチリチリ部分はマシにはなっているものの
実際のところ中間部分にｺﾞﾜｺﾞﾜした炭化した部分が無数にある。
クセストパーという施術らしい・・
私よりもお客様のがそういった事情詳しいなといつも思う。
痛ませたくないから皆さん必死で探すのでしょうねｗ
ここも何の剤を使っているのかまでは分からないが一般的な矯正と何も変らない。
Ｍ３Ｄと同じイメージかな。
M3D縮毛矯正で痛む、クセが伸びない！他店で断られてもあきらめないで！
天橋立～縮毛矯正で痛んだチリチリビビリ毛を直すことは可能か？
チリチリになるのはあなたの髪質のせいじゃない！
例え痛んでいたとしてもそのことを計算して綺麗に伸ばすことが
プロフェッショナル 仕事の流儀だ！
もし無理だと判断すれば断ることもまた技術のひとつ。
ストパーの失敗でチリチリ、ビビリ毛になった時の改善方法はあるのか？
過去の事例
このようなチリチリをsurでは直してきた。
髪の状態によっては施術できるができない場合も多々ある。
それが今回のお客様のような髪の弾力が全くなく
チリチリ部分が熱炭化してしまい、髪の組織が完全破壊されてしまった時！
これはもう髪ではないから薬剤の反応も期待できない。
トリートメントしても質感改善もしないので切るしかない！
残念ながら今回はそういう判断になったので毛先だったら切れるのが
中間にだけ存在する場合はかなりの時間を要する。
せめてもの可能性、今よりも扱いやすくさせるために
ホームカラーからsurで使っているヘナをご自宅で染め粉の代わりに
使っていただくようにお願いした。
このようにビビリ毛とは髪を温存できるかは紙一重の難しい施術になる。
歯でいえば神経抜いてしまわないと痛みが取れない虫歯の治療のようなものだ。
もし、髪に神経が通っていたら痛すぎてその場にうずくまってしまうでしょう。
色んなネーミングのストレートメニューがあるが
どれも縮毛矯正であり、髪を傷めることには変わりない。
魔法のようなストレートは存在しない。
あなたの髪質を把握してくれている担当美容師さんを見つけて
相談して施術していくことがビビリ毛、チリチリなどの失敗を防ぐ最良の方法。
それではまた！
